オープン戦も終盤に差し掛かり、ドジャースは日本で迎える特別な一週間に向けて準備を進めている。
シカゴ・カブスとの東京シリーズの開幕まで、いよいよあと1週間を切った。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希(ドジャース)、そして今永昇太、鈴木誠也(カブス)といった日本人選手たちが、地元ファンの前でメジャーリーガーとして競い合う貴重な機会となる。
この春の間、ドジャースの選手や監督たちは、東京遠征で楽しみにしていることについて語ってくれた。
デーブ・ロバーツ監督
「これまで選手、コーチ、そして監督として様々な開幕戦を経験してきましたが、今回の東京での開幕は、その中でも最もエキサイティングなものの一つです。私の叔父や叔母、いとこたちが現地で観戦できるのも嬉しいですね。日本という国が大好きですし、大谷、山本、佐々木という3人の日本人選手がいることもあり、現地でどのように迎えられるのか、とても楽しみにしています。
それに、日本の人々が持つ礼儀や思いやりの文化を、アメリカの人々にも学んでもらえたらとも思います。日本では、みんながお互いに敬意を持ち、親切に接してくれます。私たちがその国を訪れることに、とても光栄に感じています。」
山本由伸(通訳・園田芳浩氏を通じて)
「日本のファンの皆さんは、僕たちが母国に帰ってくることを本当に楽しみにしてくれていると思います。僕たちにできることは、万全の準備をして、最高のプレーを見せること。それを東京で実現できるように頑張ります。」
クレイトン・カーショウ
「家族も一緒に行く予定です。とても楽しみにしています。もちろん、チームと一緒にトレーニングをしながらリハビリも進めるつもりですが、日本に行くのはこれが初めてですし、大谷、山本、佐々木という3人の日本人スーパースターと共に遠征できる機会は一生に一度かもしれません。
ただただ周りの様子を見ながら、その雰囲気を存分に味わいたいですね。」
フレディ・フリーマン
「とても楽しみですね。2024年のソウルシリーズ(韓国開幕戦)の10倍の盛り上がりになるんじゃないかと思っています。大谷、山本、佐々木がいて、カブスにも今永と誠也がいる。日本のファンの皆さんがどれほど熱狂的に迎えてくれるのか、想像もつきませんが、期待以上のものになることは間違いないでしょう。東京や日本については素晴らしい話をたくさん聞いているので、現地での経験をとても楽しみにしています。そしてもちろん、2連勝して帰ってくるのが一番大事ですね!」
テオスカー・ヘルナンデス
「日本での時間を楽しみたいですね。現地の文化を知り、日本の選手たちとも交流できるのが楽しみです。 ただ、一番大事なのはカブスとの2試合に勝つこと。 そこはしっかり意識して戦います。また、大谷、山本、佐々木が生まれ育った場所を知ることができるのも特別な経験になると思います。」
トミー・エドマン
「2023年のWBCで韓国代表として東京を訪れたとき、すごく楽しかったです。 いろいろな場所を巡ることもできましたし、東京の雰囲気は本当に素晴らしかったですね。東京ドームは特別な球場で、とてもクールな場所です。 またそこで競争のある試合を戦えるのは、きっとエキサイティングな経験になるはずです。たくさんのファンが応援に来てくれることを願っています!」
マックス・マンシー
「僕にとっては二つの意味で特別な旅になりそうです。それは、文化に関わることです。まず、日本文化そのものを体験すること。そしてもう一つは、日本の野球文化を肌で感じること。野球文化は世界中どこに行っても異なります。これまでに韓国やメキシコでプレーした経験がありますが、それぞれ全く違う雰囲気でした。日本の野球文化がどんなものか、すごく楽しみにしています。 それに、日本の文化そのものも、アメリカとは全く違うので、すべての体験をじっくり楽しみたいですね。」
ミゲル・ロハス
「僕が一番楽しみにしているのはファンとの交流です。ソーシャルメディアを通じて、日本のファンの皆さんがとても応援してくれているのを感じています。アメリカでも、L.A.でも、どこに行っても、ファンの皆さんの愛を感じています。実際に日本に行って、試合の雰囲気を体験し、街を歩き、国全体を感じることができるのは素晴らしいことです。 でも、何より楽しみにしているのは、日本のファンの皆さんと触れ合うことですね!」
ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com