ドジャース、東京シリーズの渡航メンバー31名を発表
ドジャースは、短縮版のキャクタスリーグ(春季キャンプ)を終え、3月18日~19日にカブスと対戦する「東京シリーズ」に向けた31名の渡航メンバーを木曜日に発表した。
試合日程と放送情報
- 開幕戦(3月18日)午後19時10分
- 第2戦(3月19日)午後19時10分
また、東京ドームで開催されるオープン戦(エキシビションゲーム)には、渡航メンバー全員が出場可能。
東京シリーズ終了後、ドジャースは3月27日の本拠地開幕戦(vs タイガース)に向けて、ロースターを26名に再編成する予定。
ドジャース 東京シリーズ渡航メンバー一覧
捕手(3名)
- オースティン・バーンズ
- ハンター・フェドゥッチア
- ウィル・スミス
内野手(4名)
- ムーキー・ベッツ
- フレディ・フリーマン
- マックス・マンシー
- ミゲル・ロハス
外野手(4名)
- マイケル・コンフォート
- テオスカー・ヘルナンデス
- ジェームズ・アウトマン
- アンディ・パヘス
ユーティリティ(3名)
- トミー・エドマン
- キケ・ヘルナンデス
- クリス・テイラー
二刀流(1名)
- 大谷翔平
先発投手(7名)
- ニック・フラッソ
- タイラー・グラスノー
- ランドン・ナック
- ブレイク・スネル
- 佐々木朗希
- ジャスティン・ロブレスキー
- 山本由伸
救援投手(9名)
- アンソニー・バンダ
- ベン・カスパリアス
- ジャック・ドレイヤー
- ルイス・ガルシア
- マット・ザウアー
- タナー・スコット
- ブレイク・トライネン
- アレックス・ベシア
- カービー・イェーツ
ロースター発表のポイント
① 二塁手&中堅手の先発争い
春季キャンプでは二塁手と中堅手のポジション争いが注目されていたが、今回の渡航メンバーである程度の答えが見えてきた。
- 韓国プロ野球(KBO)出身の金孝成(キム・ヘソン)は帯同せず、アリゾナでの調整を継続。
- そのため、トミー・エドマンが開幕戦の二塁手を務める可能性が高い。
- 中堅手は、ジェームズ・アウトマンまたはアンディ・パヘスがメインとなる見込み。
キムはスイング改造に取り組んでおり、調整を優先。開幕は3Aオクラホマシティで迎えることになった。
② 5番手先発投手の決定
ドジャースは開幕当初、5人ローテーションで回す計画。
- スネル、山本、グラスノー、佐々木の4人は確定。
- 5番手はトニー・ゴンソリンとダスティン・メイの一騎打ちだったが、ゴンソリンが負傷離脱。
- メイが開幕ローテーション入りする見込み。
メイはアリゾナに残り、調整を継続するため、東京シリーズには帯同しない。
まとめ
ドジャースの開幕シリーズは、日本の野球ファンにとって特別な一戦となる。特に大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希といった日本を代表する選手たちが出場予定であり、注目度は極めて高い。
また、東京シリーズ後にロースターの最終調整が行われ、3月27日の本拠地開幕戦に向けて本格的なシーズンが始まる。
⚾ 東京ドームでの歴史的な一戦を見逃すな!
Here’s your 31-man travel roster for the Tokyo Series. pic.twitter.com/FXOTRsDPhA
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) March 14, 2025
昨年のソウルシリーズと同様に、ドジャースは今回の渡航メンバーに投手16名、野手15名を選出した。負傷中のダスティン・メイを除く40人枠の全健康投手が帯同し、さらに招待選手(ノンロスター)としてガルシア、佐々木朗希、ザウアーの3名も含まれている。
今回のロースターには、春季キャンプで先発調整を続けてきた7名の投手が含まれているものの、東京では伝統的な先発投手として必要なのは4名のみ。
- エキシビションゲーム(オープン戦)
グラスナウとスネルが登板予定 - カブスとの東京シリーズ(開幕戦)
山本由伸と佐々木朗希が登板予定
東京シリーズのアクティブ・ロースターに全員が含まれるわけではないが、複数の投手がロングリリーフとして起用される可能性がある。デーブ・ロバーツ監督は「春季キャンプが短縮されたため、例年以上にブルペンのロングリリーフ陣の価値が高まる」と語っており、開幕直後のチーム編成においても長いイニングを任せられる投手の存在が重要になると見られている。
ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com