シンシナティ — グレート・アメリカン・ボール・パークで2試合連続で打線が沈黙する中、レンジャーズは1本のソロ本塁打とエースによるヒロイックな熱投だけでシリーズをタイに持ち込んだ。
ネイサン・イオバルディは火曜日の試合でレッズ相手に完封勝利を挙げ、シリーズ初戦の11失点大敗からの巻き返しに成功した。
イオバルディは今季、初めて8回、そして9回を完投した投手となった。
レンジャーズ、そしてイオバルディにとって前回の完封は、2023年4月29日にグローブ・ライフ・フィールドで行われたヤンキース戦だった。
今回の完封劇はわずか99球での達成となり、レンジャーズとしては2015年9月11日にコルビー・ルイスがオークランド戦(グローブ・ライフ・パーク)で記録して以来となる“マダックス”となった。
イオバルディは4回まで完全投球を続け、5回もギャビン・ラックスのヒットによる走者を併殺打で打ち取ったことで、最少打者数で切り抜けた。その後はヒットを3本許したものの、四球は一つも与えなかった。
イオバルディはこれまでレッズ戦で非常に好成績を残しており、4先発で防御率1.67を記録している。いずれの試合もクオリティ・スタートだった。レッズ打線はその4試合で打率.168、出塁率.248、長打率.200と抑え込まれ、本塁打はゼロだった。
興味深いことに、この日のイオバルディは全体的に球速が落ちており、特にフォーシームは1.1マイル、スプリッターは1.5マイル遅かった。それでもレンジャーズのエースにとっては問題ではなく、スプリッターで4つ、カーブで2つ、カッターで1つ、フォーシームで1つ、計4種類の球種で8奪三振を記録した。
ケネディ・ランドリー:MLB.comレンジャーズ担当
引用元:mlb.com