2025年のMLBがついに開幕!
日本人メジャーリーガーたちも、さっそく開幕戦から躍動しています。
この記事では、2025年3月18日(火)に行われた東京シリーズ日本開幕戦から30日(日)までの間で行われた試合に出場して活躍した日本人選手たちの成績をまとめました。
今季のスタートダッシュを切ったのは誰か?
打撃、投球、注目プレーとともにチェックしていきましょう!
【打者成績一覧】*3月30日の試合終了時点
選手名 | 所属チーム | 打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四球 | 死球 | 三振 | 出塁率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大谷翔平 | ドジャース | .333 | 23 | 6 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | 5 | 0 | 3 | .478 | 1.200 |
鈴木誠也 | カブス | .095 | 22 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 11 | .136 | .279 |
ドジャース・大谷翔平詳細
3月18日(東京シリーズ日本開幕第1戦 ドジャース 4-1 カブス @東京ドーム)
打席結果:5打数2安打、1二塁打、1三振
1番DHでスタメン出場。今永昇太と対戦した第1打席はセカンドゴロ、第2打席はセカンドライナーと無安打に抑えられた。しかし、第3打席はライト前に打球初速約173キロの安打を放ち逆転劇を演出。第4打席は空振り三振に倒れたが、9回に迎えた第5打席ではライト線に二塁打を放ち4点目のホームを踏んだ。今季初戦を5打数2安打2得点で締めくくった。
3月19日(東京シリーズ日本開幕第2戦 ドジャース 6-3 カブス @東京ドーム)
打席結果:3打数1安打、1本塁打、1打点、2四球
1番DHでスタメン出場。第1打席はレフトフライ、第2打席はファーストゴロに倒れたが、第3打席は右中間への本塁打を放った。第4打席は二死二塁の局面で迎えるも申告敬遠。9回に回った第5打席でも四球を選び、3打数1安打。
3月28日(アメリカ開幕戦 タイガース 4-5 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
打席結果:4打数2安打、1本塁打、1打点
1番DHでスタメン出場し貴重な追加点となるソロ本塁打を放つなど4打数2安打1打点の活躍。初回の第1打席はファーストゴロに倒れたが、3回裏の第2打席で好投手スクーバルからライトへのヒットを放った。5回裏の第3打席はセカンドゴロで凡退したものの、7回裏の第4打席で東京シリーズ第2戦から2試合連発となる2号ソロ。96マイルのシンカーを逆方向に運ぶ見事な一発。
3月29日(タイガース 5-8 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
打席結果:5打数1安打、1四球、1三振
1番DHでスタメン出場。初回の第1打席は四球、4回の第2打席はセンターフライ、6回の第3打席はセカンドゴロ、8回の第4打席は見逃し三振、10回の第5打席にようやくライト前ヒットを放った。
3月30日(タイガース 3-7 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
打席結果:2打数無安打、2四球、1三振、1盗塁
1番DHでスタメン出場。2打数無安打に終わったが、2四球を選んで2得点を記録。7回には前田健太から四球を選び、そして今季初盗塁となる二盗をマーク。
カブス・鈴木誠也詳細
3月18日(東京シリーズ日本開幕第1戦 ドジャース 4-1 カブス @東京ドーム)
打席結果:4打数無安打、1三振
2番DHでスタメン出場。山本由伸と対戦した第1打席はショートライナー、第2打席はサードゴロと無安打に抑えられた。第3打席も見逃し三振に倒れた。本塁打で同点となる8回二死2塁の好機で迎えた第4打席ではサードライナーに終わった。今季初戦は4打数無安打と悔しい結果となっている
3月19日(東京シリーズ日本開幕第2戦 ドジャース 6-3 カブス @東京ドーム)
打席結果:4打数無安打、1四球、3三振
2番DHでスタメン出場。第1、2打席は佐々木朗希と対戦し、第1打席は空振り三振で佐々木にキャリア初奪三振を献上、第2打席は四球を選んでチャンスを拡大した。ただ、第3打席は3点差で二死一・二塁のチャンスで迎えたが、空振り三振に倒れた。第4打席もサードゴロ、第5打席も空振り三振に終わっている。
3月28日(アメリカ開幕戦 カブス 10-6 ダイヤモンドバックス @チェイス・フィールド)
打席結果:5打数1安打、2三振
3番DHでスタメン出場して5打数1安打。東京シリーズでは2試合合計8打数ノーヒットに終わったが、本国開幕戦の第4打席でようやく今季初安打となるライトへのヒットが飛び出した。
3月29日(カブス 1-8 ダイヤモンドバックス @チェイス・フィールド)
打席結果:4打数1安打、2三振
3番DHでスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席ではレフトへの二塁打、5回の第3打席はサードゴロ、8回の第4打席は空振り三振だった。
3月30日(カブス 4-3 ダイヤモンドバックス @チェイス・フィールド)
打席結果:4打数無安打、3三振
3番DHでスタメン出場するも、4打数3三振と苦しんだ。今季は5戦全てで三振を喫し既にシーズンで11三振。
【投手成績一覧】*3月30日の試合終了時点
投手名 | チーム | 登板 | 投球回 | 勝敗 | 自責点 | 防御率 | 被安打 | 盗塁 | 四球 | 死球 | 奪三振 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
山本由伸 | ドジャース | 2 | 10.0 | 1勝0敗 | 3 | 2.70 | 8 | 1 | 3 | 0 | 14 | 1.100 |
佐々木朗希 | ドジャース | 2 | 4.2 | 0勝0敗 | 3 | 5.79 | 4 | 2 | 9 | 0 | 5 | 3.095 |
今永昇太 | カブス | 2 | 11 | 1勝0敗 | 1 | 0.82 | 3 | 0 | 6 | 0 | 6 | 0.818 |
菊池雄星 | エンゼルス | 1 | 6 | 0勝1敗 | 3 | 4.50 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0.833 |
松井裕樹 | パドレス | 1 | 1.2 | 0勝0敗 | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0.000 |
前田健太 | タイガース | 1 | 2 | 0勝0敗 | 2 | 9.00 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1.500 |
ドジャース・山本由伸詳細
3月18日(東京シリーズ日本開幕第1戦 ドジャース 4-1 カブス @東京ドーム)
ピッチング結果:5回、3安打、1失点、1与四球、4奪三振
初回は無失点に抑えたが、2回の攻撃で二死二塁から8番ミゲル・アマヤが山本の4シームを捉えられ、右中間にタイムリー二塁打で1失点。その後は調子を上げ援護を受けた山本は5回まで投げ抜き、5回1失点4奪三振の好投で降板。
3月29日(タイガース 4-1 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
ピッチング結果:5回、5安打、2失点、2与四球、10奪三振
初回から一死一・三塁のピンチを招くも、4番スペンサー・トーケルソンをシンカーで空振り三振、5番コルト・キースをスプリッターで空振り三振に抑え、立ち上がりを無失点で切り抜けた。続く2回、一死から7番ディロン・ディングラーにソロ本塁打を献上したが、2回の3つのアウトは全て三振。決め球のスプリッターが冴え渡った。しかし、3回も先頭のグレイバー・トーレスにソロ本塁打を許しリードは0対2に。結局、山本は10三振を奪い、失点はソロ本塁打2本のみ。5回まで投げぬき打線の援護を待った。
ドジャース・佐々木朗希詳細
3月19日(東京シリーズ日本開幕第2戦 ドジャース 6-3 カブス @東京ドーム)
ピッチング結果:3回、1安打、1自責点、5与四球、3奪三振
メジャーデビュー戦となった佐々木朗希は走者を背負いながらも失点を1に抑え、3回1失点3三振の内容
3月30日(タイガース 3-7 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
ピッチング結果:1回2/3、3安打、2自責点、4与四球、2奪三振
佐々木は初回、2四球と単打で二死満塁のピンチを招き、6番マニュエル・マーゴにタイムリーを献上。さらに後続に押し出し四球を与え、いきなり2点を失った。さらに2回にも2四球を与え、球数が61球に達したところで降板。球数に対してストライクは32球とコマンドに苦しんだ。
カブス・今永昇太詳細
3月18日(東京シリーズ日本開幕第1戦 ドジャース 4-1 カブス @東京ドーム)
ピッチング結果:4回、無安打、無失点、4与四球、2奪三振
今永は走者を背負いながらも踏ん張る展開に。4回にも2四球で背負ったピンチを切り抜けたが、4回終了時で球数が69球に達しあえなく降板。
3月30日(カブス 4-3 ダイヤモンドバックス @チェイス・フィールド)
ピッチング結果:7回、3安打、1失点、2与四球、4奪三振
2回先頭に二塁打を許し、さらに2四球を与えて一死満塁のピンチを招いてしまう。ファーストゴロの間に先制点を献上するも、後続2打者を内野ゴロに打ち取り失点を1で留めた。本調子ではなかったが、バックの好守にも助けられ、4回一死二塁でタッチアップを試みた二塁走者を中堅手ピート・クロウ=アームストロングの好返球でアウトに。5回2番カイル・タッカーが勝ち越しの2ラン本塁打を放って援護点が入ると今永はそこから1本の安打も許さず7回まで投げ抜き3安打2四球を与えながら4奪三振で要所を締め続ける好投だった。
エンゼルス・菊池雄星詳細
3月28日(エンゼルス 1-8 ホワイトソックス @レイト・フィールド)
ピッチング結果:6回、5安打、3失点、5奪三振
メジャー7年目で初の開幕投手となった菊池雄星が先発。初回一死二塁のピンチを切り抜けた菊池だったが、2回裏先頭のオースティン・スレイターに先制ソロを被弾。さらに二死二・三塁のピンチを招き、ミゲル・バルガスに2点タイムリー二塁打を浴びた。3回以降は立ち直り、3回裏から6回裏まで打者12人をパーフェクトに抑える好投。87球で6イニングを投げ抜き、被安打5、奪三振5、与四球0、失点3という内容でリリーフ陣にマウンドを託した。
パドレス・松井裕樹詳細
3月28日(ブレーブス 4-7 パドレス @ペトコ・パーク)
ピッチング結果:1回2/3、無安打、無失点、2奪三振
4回表二死一・三塁のピンチで3番手としてマウンドに上がり、6回表先頭のジャレッド・ケルニックまで打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフでチームの勝利に貢献した。
タイガース・前田健太詳細
3月30日(タイガース 3-7 ドジャース @ドジャー・スタジアム)
ピッチング結果:2回、自責点2、1被本塁打、3奪三振
3対5とタイガース2点ビハインドの7回から登板。いきなり先頭の8番トミー・エドマンにソロ本塁打を献上すると、1番大谷にもストレートの四球、そして3番フレディ・フリーマンにタイムリー二塁打を浴びてリードを3対7に広げられた。前田は8回も続投し、8回は2三振を含む三者凡退に抑えた。