それは自身のボブルヘッド・ナイトだった土曜日、エリー・デラクルーズはすでにグレート・アメリカン・ボール・パークで注目の的でしたが、レッズ対パイレーツ戦でグランドスラムを放ち、ファンにさらに最高の夜を提供しました。レッズはこの試合に5対2で勝利し、直近5試合で4勝目。これでピッツバーグとの3連戦の勝ち越しを決め、日曜の試合ではスウィープのチャンスを迎えます。
パイレーツの左腕アンドリュー・ヒーニーは、レッズの3回表にサンティアゴ・エスピナルが二塁打を放つまで、2回1/3を完全投球していました。ツーアウト後、ヒーニーはTJ・フリードルとブレイク・ダンに連続して死球を与え、満塁のピンチを招きました。
両打ちのエリー・デラクルーズはこの打席で右打席に立ち、カウント1-2と追い込まれながらもフルカウントまで持ち込みました。すると、ヒーニーが高めの速球を投じ、デラクルーズは40度の打球角でボールを高く打ち上げました。観客席からは大歓声が巻き起こります。
打球はそのまま左中間スタンドへと運ばれ、グランドスラムに。これがデラクルーズにとってキャリア2本目の満塁弾となり、レッズは4対0とリードを広げました。
この一発は、スランプに陥っていたデラクルーズにとってまさに待望の一撃でした。今季の他の2本塁打は、3月31日のレンジャーズ戦での4安打の夜に記録したもの。それ以外の13試合では打率.180、わずか5打点と苦しんでいました。
この日のボブルヘッド配布はユニークなもので、左右両打ちにちなんで、左右打席のどちらかの姿のデラクルーズがデザインされた2種類が用意されていました。ファンは箱を開けて初めて、どちらのバージョンが入っているかがわかる仕組みでした。
レッズの左腕アンドリュー・アボットは、負傷者リストから復帰後の今季初登板で、5回を投げて被安打2、与四球2、奪三振5、1失点(自責1)の好投を見せました。
マーク・シェルドン:MLB.comレッズ担当
引用元:mlb.com