ドジャース・山本由伸 10奪三振無失点でレンジャーズ打線を圧倒

山本由伸 ドジャース MLB

アーリントン発 — ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「山本由伸が健康でさえいれば、今年のサイ・ヤング賞争いに加わるべき存在だ」と語ってきた。そしてその言葉通り、26歳右腕は“サイ・ヤング級”の投球を見せた。しかも、その相手はサイ・ヤング賞の実績を持つ好投手だった。

山本は、レンジャーズのジェイコブ・デグロムとの豪華投手戦を制し、ドジャースはシリーズ初戦を3-0で勝利した。

この2人は、合わせて5度の“サイ・ヤング賞相当”の栄誉を誇る。デグロムはナ・リーグで2度のサイ・ヤング賞を受賞し、山本はNPBで3度の沢村賞を獲得している。まさに必見の一戦であり、両者ともに期待を裏切らないパフォーマンスを見せた。


山本が1球も投げる前に、ドジャースは早くも主導権を握った。大谷翔平が第1子誕生を控えてチームを離れている間、代わって1番に入ったトミー・エドマンが“ミニ大谷”ばりの活躍を見せたのだ。

初回の先頭打者として打席に立ったエドマンは、ジェイコブ・デグロムの球を捉えて先制のソロホームランを放ち、今季7号とした。この一発で、彼はナショナル・リーグ本塁打ランキングのトップに並んだ。


そこからは、完全に山本のペースだった。彼は7回を無失点に抑える快投を披露し、MLB自己最多タイとなる10奪三振を記録。レンジャーズ打線をわずか5安打・無四球に封じ込めた。

さらに、空振りを奪った数は自己最多となる20回を数え、メジャーでのキャリア最高の内容と言える登板となった。


エドマンに先頭打者本塁打を許した後、デグロムも本来の姿を取り戻した。7回を投げて被安打3、与四球1、奪三振7の力投を見せ、ドジャース打線に追加点を許さなかった。

ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com

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