MLBネットワークのインサイダー、ジョン・ポール・モロシ氏の報道によると、レッドソックスとカージナルスは最近、ノーラン・アレナドのトレードについて交渉を行ったという。
今オフシーズン、ボストンはアレナドの移籍先候補として頻繁に名前が挙がっていたものの、どの程度本気で獲得を狙っているのかは不透明だった。
先月、MLB.comのジョン・デントン氏が関係者の話として伝えたところによると、アレナドはカージナルスに対し、ボストンへの移籍を承認する意向を示していたという。また、他の報道では、アレナドにとってボストンが希望する移籍先の一つであるとも伝えられている。
レッドソックスは、FAのスター三塁手アレックス・ブレグマンとも関連付けられている。モロシ氏は、ボストンとセントルイスのアレナド交渉が進展すれば、ブレグマンのFA市場にも影響を与える可能性があると指摘している
2月4日:ブレグマンはフラハーティに続いてデトロイトへ?
タイガースは日曜日に先発投手ジャック・フラハーティと2年契約で合意したと、MLB.comのマーク・ファインサンド氏が報じた。
フラハーティの契約は2年総額3,500万ドルで、今オフのタイガースの補強としては最大のものとなる。これまでにタイガースは内野手グレイバー・トーレスと先発投手アレックス・コブに1,500万ドルの契約を提示しており、フラハーティ獲得によってチームの補強はひと段落したかに見える。
しかし、タイガースはさらなる大型補強を狙っている可能性がある。
ESPNのバスター・オルニー氏によると、タイガースは依然として三塁手アレックス・ブレグマンの獲得を追っているという。デトロイト・フリー・プレスのエバン・ペッツォルド氏も月曜日に報じたところによると、タイガースはカブス、レッドソックス、そしてブレグマンの現所属チームであるアストロズと争っている状況だという。
タイガースは昨シーズン、三塁手のfWAR(勝利貢献度)がリーグ22位の0.9と低迷しており、ブレグマンの補強は大きな戦力アップにつながる。さらに、ブレグマンにとってタイガース加入は、アストロズ時代に4年間指揮を執ったA.J.ヒンチ監督との再会にもなる。
しかし、タイガースがブレグマンを獲得するには、アストロズがオフの早い段階で提示した6年1億5,600万ドルの契約を上回る必要があるかもしれない。
一方で、アストロズとブレグマンの再契約の可能性は低下しているようだ。アストロズのゼネラルマネージャー、ダナ・ブラウン氏は火曜日に行われたチームのランチ会でブレグマンについて過去形で言及したという。また、記者団に対し、「ブレグマンについて内部で話し合いを続けているが、最近は彼の代理人であるスコット・ボラス氏と連絡を取っていない」と語った。
引用元:mlb.com