ロイヤルズ・ウィットJr. デッドボールを左腕に受けるも骨折はなし

ロイヤルズ ボビー・ウィットJr. MLB

ピオリア(アリゾナ州) - ボビー・ウィットJr. は、水曜日のマリナーズ戦(7-6でロイヤルズの勝利)の試合中にデッドボールを受けたものの、大事には至らなかったようだ。

ロイヤルズの発表によると、X線検査の結果、骨折は確認されなかった。ウィットは左前腕部の打撲傷(コンテュージョン)と診断され、今後数日間の経過観察が続けられる。


5回表、ウィットはマリナーズのリリーフ投手アンドレス・ムニョスが投じた時速95.9マイル(約154.4キロ)の速球を受け、激痛に顔をゆがめながら地面に倒れ込んだ。左腕を抱え込むような仕草を見せ、場内には緊張が走った。

しかし、ウィットはその後、自力でベンチへ戻り、マット・クアトラロ監督とトレーナーに付き添われながらダグアウトへと歩いていった。クアトラロ監督によれば、ウィットはもともと次のイニングで交代予定だったとのことだ。


クアトラロ監督は試合後、フィールド上でコメントを発表し、ウィットの状態について次のように語った。

「彼は最初、指の感覚がなくなったと言っていたが、徐々に戻ってきていると言っていた。」

さらに監督は、「彼がどのように感じていたかについては、私からは詳しくは言えないが、指の感覚がなくなったと話していた。ただ、あのあたりには神経があるからね。」 と述べ、神経への一時的な影響の可能性を示唆した。

ウィットは死球を受けた後も、もう半イニングの間はベンチに留まり、左腕を押さえながら様子を見ていた。 しかし、痛みを振り払おうとするように腕を動かし続ける姿も見られた。

その後、5回裏にトレーナーとともにベンチを離れ、ビジターチームのクラブハウスへと向かった。

ロイヤルズの外野手ネルソン・ベラスケスも、5回裏に負傷した様子を見せた後、試合を退いた。

マリナーズの三塁手ホルヘ・ポランコが放ったフライを追いかけた際、ベラスケスは打球を見誤り、捕球しようと方向転換したが、その際に脚を痛めたようだった。

クアトラロ監督によると、ベラスケスはふくらはぎの痙攣を訴えており、木曜日の状態を見て判断するという。

アン・ロジャース:MLB.comロイヤルズ担当
引用元:mlb.com

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