カージナルスのウィンター・ウォームアップイベントで、野球運営部長のジョン・モゼリアックは、三塁手ノーラン・アレナドをトレードすることが「最優先事項」であると述べました。しかし、MLBネットワークのインサイダー、ジョン・ポール・モロシが水曜日に伝えたところによると、アレナドがカージナルスとともに春季キャンプを迎える可能性が高くなっているとのことです。
モロシが指摘するように、アレナドのトレードを進める上でいくつかの要因が複雑化しています。特にアレナドの年俸が問題となっているとのことです。『The Athletic』のケイティ・ウーは1月7日に、カージナルスがアレナドの残りの契約（金額は3年7400万ドル、そのうち1000万ドルはロッキーズが支払う）を負担することに消極的であることを報じました。また、同じ三塁手のアレックス・ブレグマンがフリーエージェントのままであることも、アレナドの需要に影響を与えていると見られています。
モロシは、「1月29日現在、どのチームがこのような年俸の柔軟性を持って、しかもオフェンシブな成績が落ち込んだ選手を加える余裕があるのか？」と述べ、「特にブレグマンがまだフリーエージェントでいる限り、アレナドを獲得するチームを見つけるのは難しい」と指摘しました。
アレナドのフル・ノートレード条項もカージナルスにとって問題です。カージナルスは昨年12月にアレナドをアストロズにトレードする合意に達したと考えていましたが、アレナドがそのノートレード条項を行使し、トレードを阻止しました。彼が自分の好ましい行き先リストにないチームに対してノートレード権を放棄する意向があるかどうかは不明です。
引用元：mlb.com
