MLBの次シーズンが近づいていることを実感する瞬間の一つが、「トップ100選手ランキング」の発表時期が来たときだ。そして、その時がやってきた。
MLBネットワークの制作・リサーチチームは、毎年メジャーリーグの最高の選手たちをランキング形式で発表している。このランキングは、ポジション別のトップ10選手を決定する際に使用された「The Shredder」とは異なる独自の手法を用いている。
MLBネットワーク「トップ100選手ランキング」81位~90位
このレンジには、昨シーズンにブレイクした選手が多数ランクインしている。注目株としては、マーク・ビエントス、ブライス・ミラー、ローレンス・バトラーなどがいる。そして、ユリクソン・プロファーはメジャー11年目でキャリア最高のシーズンを迎え、シルバースラッガー賞を受賞し、初のオールスター選出を果たした。ルイス・アラエスは、そのプロファーの一つ上の順位にランクイン。ナ・リーグの首位打者として3年連続でタイトルを獲得したにもかかわらず、昨年のランキングから40位ダウンしている。
- マーク・ビエントス(3B, メッツ) (昨年ランク外)
- ロイス・ルイス(3B, ツインズ) (昨年95位)
- ルイス・アラエス(1B, パドレス) (昨年43位)
- ジュリクソン・プロファー(LF, ブレーブス) (昨年ランク外)
- アイザック・パレデス(3B, アストロズ) (昨年78位)
- ウィルソン・コントレラス(C, カージナルス) (昨年82位)
- ブライス・ミラー(SP, マリナーズ) (昨年ランク外)
- ジャスティン・スティール(SP, カブス) (昨年64位)
- ケリー・カーペンター(RF, タイガース) (昨年ランク外)
- ローレンス・バトラー(RF, アスレチックス) (昨年ランク外)
MLBネットワーク「トップ100選手ランキング」91位~100位
100位の選手は、同時にMLB全体の「No.1プロスペクト」でもある。佐々木朗希は今シーズン、リーグ最高の投手の一人になれるだけの実力を持っている。そして、その直前にランクインしたのがジェイコブ・デグロムだ。2度のサイ・ヤング賞を受賞した右腕は、過去3シーズンでわずか105 1/3イニングしか投げていないものの、予測モデルでは依然としてエリート投手であると評価されている。
かつてトップ10選手だったノーラン・アレナドとポール・ゴールドシュミットは、今回は90位台にランクイン。彼らは輝かしいキャリアの終盤に差し掛かっている。一方で、メイソン・ウィン、ジェームズ・ウッド、ワイアット・ラングフォードといった2024年の新人選手たちは、将来が非常に明るいと見られている。
- ブランドン・ニモ(LF, メッツ) (昨年70位)
- イアン・ハップ(LF, カブス) (昨年ランク外)
- ダンスビー・スワンソン(SS, カブス) (昨年67位)
- メイソン・ウィン(SS, カージナルス) (昨年ランク外)
- ノーラン・アレナド(3B, カージナルス) (昨年33位)
- ポール・ゴールドシュミット(1B, ヤンキース) (昨年36位)
- ワイアット・ラングフォード(LF, レンジャーズ) (昨年ランク外)
- ジェームズ・ウッド(LF, ナショナルズ) (昨年ランク外)
- ジェイコブ・デグロム(SP, レンジャーズ) (昨年ランク外)
- 佐々木朗希(SP, ドジャース) (昨年ランク外)
ブライアン・マーフィー:MLB.com記者
引用元:mlb.com