ドジャース:大谷翔平、エバン・フィリップス、マイケル・コペック
大谷はドジャース加入後初めて、二刀流として復帰する予定だ。彼は12月にオフシーズンのスローイングプログラムを開始し、現在は打撃を再開している。開幕戦には打者として出場し、投手としては5月頃に復帰する見込みだ。2023年9月に右肘の手術を受けたため、2024年シーズンは投手として登板しなかった。さらに、昨年11月に左肩の関節唇手術を受けた影響でオフシーズンの調整が遅れたが、今週末にブルペンでの投球練習を予定しており、大きな一歩を踏み出すことになる。
フィリップス(右肩の負傷)とコペック(右前腕の炎症)は、グレンデールのキャンプに「やや遅れ気味」で合流しており、シーズン開幕時に故障者リスト入りする可能性がある。しかし、デーブ・ロバーツ監督は、今後数週間の調整次第で状況が変わる可能性があると述べた。
ブレーブス:ロナルド・アクーニャJr.、スペンサー・ストライダー
アクーニャは昨年、右膝の前十字靭帯(ACL)を断裂した影響で開幕戦には間に合わない。しかし、早期復帰を目指しており、5月の後半までに復帰できる可能性がある。彼の過去の実績を考えると、2021年に左膝のACLを断裂した際も、翌年4月には復帰しているため、今回も4月中の復帰が完全には否定できない。
ストライダー(肘の手術)はブルペンでの投球を再開しており、スプリングトレーニングの終盤に試合登板する可能性もある。順調に回復すれば、4月末までにブレーブスのローテーションに復帰できる見込みだ。
エンゼルス:アンソニー・レンドン、ザック・ネト、ロバート・スティーブンソン
レンドンは左股関節の手術を受けることが決まり、今季の大半を欠場する見通しだと、ペリー・ミナシアンGMが水曜日に発表した。これは、彼が過去4シーズンでわずか205試合にしか出場できなかった長年の負傷歴に新たに加わるものとなる。
ネト(右肩手術)は火曜日にチームの医師と面会し、回復が順調に進んでいることを伝えられた。開幕戦に間に合うかどうかは不明だが、本人は進捗に満足している様子だ。
スティーブンソンは昨年4月にトミー・ジョン手術を受け、今週水曜日に手術後初めてマウンドで投球練習を行った。彼の復帰はシーズン中盤を予定している。
タイガース:アレックス・カッブ、ハビエル・バエズ
カッブは12月にタイガースと契約したが、右股関節の炎症を抑えるために自己血小板(PRP)注射を受けた。1か月ほどの離脱が見込まれており、開幕戦には間に合わない可能性が高い。
バエズは昨秋に右股関節の手術を受けたが、順調に回復しており、スプリングトレーニング中の試合に出場できる見通しだ。すでに打撃・守備練習にはフル参加しており、キャンプ合流後にはランニングプログラムを本格化させる予定だ。
カブス:ハビエル・アサド、ニコ・ホーナー
アサドは軽度の左腹斜筋の損傷を負い、痛みが引くまで投球を控えることになった。クレイグ・カウンセル監督は火曜日、「長期離脱にはならないだろう」と楽観的な見解を示した。
ホーナーは昨年10月に右前腕の屈筋腱手術を受け、開幕戦に間に合わない可能性がある。
マーリンズ:サンディ・アルカンタラ、エウリ・ペレス
アルカンタラとペレスはともにトミー・ジョン手術を受けたが、アルカンタラは開幕戦に間に合うことを目指している。一方、ペレスの復帰はオールスター前後を予定している。
アルカンタラは2023年9月3日以来、メジャーの試合で登板していないが、スプリングトレーニングでは「完全に問題なく」調整を進めており、開幕戦でパイレーツ戦の先発を務める見込みだ。水曜日のライブBP(実戦形式の打撃練習)では21球を投げ、最速95マイルを記録した。
パイレーツ:スペンサー・ホーウィッツ
パイレーツはブルージェイズとのトレードでホーウィッツを獲得し、彼を正一塁手として起用する予定だった。しかし、右手首の手術を受けることになり、6~8週間の離脱を強いられる。
レイズ:キム・ハソン
キムは昨年10月、パドレス在籍時に右肩の関節唇手術を受けた。彼のレイズでのデビューは5月頃になる見込みだ。
引用元:mlb.com