ロサンゼルス発 — 今季、ドジャースが抱える最大の疑問の一つは、佐々木朗希がメジャー1年目でどのようなパフォーマンスを見せるのかという点でした。開幕から2試合を終えた現在でも、チームはこの23歳右腕について多くを学んでいる最中です。
土曜日のタイガース戦では、佐々木が2回途中で降板する短い登板となったものの、ドジャースは7対3で勝利し、タイガースとの3連戦をスイープ。フレディ・フリーマンとテオスカー・ヘルナンデスがそれぞれ2打点を挙げ、チームは開幕から5連勝と好調なスタートを切っています。
先週、東京ドームでのメジャーデビュー戦では、NPB時代から注目されていた佐々木の「電光石火」のような球威が垣間見えた一方で、メジャーへの適応に苦戦する場面もありました。カブス戦では3回1失点に抑えながらも、5四球を与える内容でした。
そして今回の本拠地デビュー戦でも、それと似た展開となりました。61球中ストライクはわずか32球。4つの四球を与え、3安打2失点、1回2/3で降板。奪三振は2つにとどまりました。
佐々木朗希は、ドジャースが1958年にロサンゼルスへ移転して以来、デビューから2試合で9個以上の四球を与えた2人目の投手となりました。もう1人は1964年のビル・シンガーで、彼は最初の14イニングで12四球を記録しています。
また、ドジャースはワールドシリーズ優勝チームとして開幕5連勝以上を記録した史上4チーム目となりました。これまでに同様の快挙を達成したのは、1985年のタイガース(6勝0敗)、1934年のジャイアンツ(5勝0敗)、1933年のヤンキース(7勝0敗)です。ドジャースが開幕から5連勝以上を飾るのは1981年以来で、その年は開幕6連勝を記録しました。
ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com