105歳のパールハーバーでの生存者がミルウォーキーで始球式

ブリュワーズ MLB

ミルウォーキー — エド・ミクラブシックさんの長寿の秘訣はいたってシンプルだという。「自分の体を大切にして、一生懸命働いたこと」――その言葉通りの姿を、彼は水曜のアメリカン・ファミリー・フィールドで見せてくれた。


この日、105歳のミクラブシックさんは、第二次世界大戦の退役軍人であり、真珠湾攻撃の生存者としては現在2番目の高齢者。そしてなんとその彼が、試合前の始球式に登場し、年齢を感じさせない見事な投球を披露した。

その歴史的な始球式のあと、ブリュワーズは3本のホームランを放ち、タイガースを5対1で下して勝利を飾った。


クリスチャン・イエリッチやサル・フレリック(2人ともこの日ホームランを放った)に加え、パット・マーフィー監督らも、始球式の前にエド・ミクラブシックさんを訪ねて言葉を交わした。

今週、ケンタッキー州で106歳のヴォーン・P・ドレイク・ジュニアさんが亡くなったことで、真珠湾攻撃を生き延びた退役軍人は現在わずか15人に。ミクラブシックさんはその1人だ。

「この世にスーパーヒーローと呼べる人はほんのわずかですが、彼は間違いなくその1人です」とフレリックは語った。「ホームランは彼のおかげだと思っています。ダグアウトに戻ったとき、すぐに言いました。『彼と握手したんだ』って。彼はまさに“偉大なる世代”の代表であり、そんな伝説の人物のそばにいられたことを本当に光栄に思います。」

ミクラブシックさんは実は、ストライクゾーンを外してしまったことをマーフィー監督に謝っていたという。監督は笑って受け流した。

「今日ここに来られたことが、彼にとってどれだけ特別な意味を持っているのかが伝わってきました」と、クリスチャン・イエリッチは語った。「こうして始球式を務められるのは本当に素晴らしいこと。僕はただ、彼と握手して、この国のために尽くしてくれたこと、そしてそのすべてに感謝の気持ちを伝えたかったんです。」

ミクラブシックさんは現在ウィスコンシン州ブルックフィールドに在住しており、今月初めに105歳の誕生日を祝ったばかり。

「102歳のときまでは、毎日5マイル(約8キロ)歩いていたんだよ」と、ミクラブシックさんはミルウォーキーのWISN 12ニュースに語った。「今は1マイル(約1.6キロ)しか歩かないけどね。」

アダム・マッカルビー:MLB.comブリュワーズ担当
引用元:mlb.com

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