ラスベガスのT-モバイルアリーナでUFCデビューを果たす日本のMMA現象、朝倉海は、UFC 310のメインイベントでUFCフライ級王者アレッサンドレ・パントージャと対戦します。
これだけでも十分なプレッシャーですが、この試合は朝倉にとってアメリカでの初試合でもあります。プロMMAファイターとして21勝4敗の戦績を持つ彼は、これまで日本の様々なプロモーション、特にRIZINで全試合を戦ってきました。
慣れない環境で戦うことになりますが、31歳の賞金ファイターである朝倉は、観客席で700万ドルの契約を結んだMLBスター、大谷翔平の応援を受けたいと願い、試合を見に来てほしいと公開メッセージを送りました。
「大谷選手には会ったことがありませんが、ぜひ私の試合を見に来てほしいです」と、朝倉は通訳を通じてTMZスポーツに語りました。
大谷がUFCファン、または格闘技ファンであるかは不明ですが、UFCの大規模なペイパービューイベントでは、他のスポーツの大物選手や著名なセレブがケージサイドに座るのは珍しくありません。
朝倉のUFCデビューについて大谷やその関係者が何を期待できるかについて、彼は自信満々の様子で次のように語りました。
「自分の爆発的なファイトスタイルを見てもらえれば、今まで見たことのないものを目にすると思います。そして、この試合を通して私のファンになってもらいたいです」と朝倉は続けました。
今シーズン、ロサンゼルス・ドジャースで159試合に出場し、自己最多の54本塁打、130打点を記録してワールドシリーズ優勝を果たした30歳の大谷翔平は、日本出身の選手でもあります。
彼のプロ野球キャリアは2013年、北海道日本ハムファイターズで始まりました。そこで彼は5度のオールスター選出、3度のパシフィック・リーグベストナイン選出、2016年のパシフィック・リーグMVPおよび日本シリーズ優勝と数々の栄光を手にしました。
2018年にMLBに移籍すると、大谷は瞬く間に注目を集め、アメリカンリーグ新人王を受賞。その後も、2度のアメリカンリーグMVP、7度のオールMLB選出、4度のオールスター出場、3度のシルバースラッガー賞受賞、そしてワールドシリーズ優勝など、数々の功績を成し遂げています。
引用元:Athlon Sports