オリオールズ・ヘンダーソン 怪我でキャンプ離脱

SARASOTA(フロリダ州)— オリオールズのスター遊撃手ガナー・ヘンダーソンは、木曜午後のグレープフルーツリーグの試合で、トップの守備プレーを見せた。ブルージェイズのボー・ビシェットの打球をジャンプして捕球しようとした際、着地がうまくいかず、バランスを崩しそうになったが、グラブをつけた腕で体を支えた。

ヘンダーソンはそのまま試合を続け、1回裏の打席では一塁ゴロに倒れた。しかし、その後、右下腹部に違和感を覚え、2回の開始時に交代となった。

監督のブランドン・ハイドは、「念のための処置」としてヘンダーソンを交代させたと説明した。MRI検査は受けておらず、今後もその予定はないが、金曜日に再評価されることになっている。

「スプリングトレーニングの初回の試合で無理をする必要はないと判断し、ベンチに下げて様子を見ることにした」とハイドは語った。「今後も経過を観察し、明日の状態を確認する。」

ヘンダーソンは昨年のスプリングトレーニングでも、キャンプ序盤に左腹斜筋の違和感を抱えて調整が遅れたが、開幕には間に合い、2024年シーズンのオリオールズの開幕ロースター入りを果たした。

オリオールズは、チームの主力選手であるヘンダーソンを慎重に扱っているようだ。しかし、彼はチームの打線にとって不可欠な存在であるため、今後数日の状態は注視すべきポイントとなる。

ヘンダーソンはメジャー3年間で一度も故障者リスト入りしたことがない。昨季はチーム最多の159試合に出場し、打率.281、31二塁打、7三塁打、37本塁打、92打点、OPS.893の成績を残した。オールスターに初選出され、アメリカン・リーグMVP投票では4位に入る活躍を見せた。

2023年、ヘンダーソンはアメリカン・リーグの新人王に輝き、さらにシルバースラッガー賞も受賞した。

オリオールズは現在、オールスター内野手ジョーダン・ウェストバーグも欠いている。ウェストバーグは腰の張りのため、少なくともあと数日は試合に出場しない見込みだ。ハイド監督は、ウェストバーグが土曜日以降試合を欠場しているのも「念のための措置」だと説明している。

ジェイク・リル:MLB.comオリオールズ担当
引用元:mlb.com

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