SURPRISE, アリゾナ州 – レンジャーズの春季キャンプにおいて、金曜日は注目すべき一日となる。ジェイコブ・デグロムがカクタスリーグでのデビュー戦を迎え、ロッキーズ戦（会場：ソルトリバー・フィールズ）で登板予定だ。
先週土曜日、デグロムは春季キャンプ初のライブバッティングセッションを実施。ジョク・ピーターソンやケビン・ピラーを相手に25球を投げ、そのうち14球がストライク。8打席のシミュレーションの中で2奪三振、1四球を記録した。
見守っていた関係者の一人は、「デグロムは80～90%の力で投げていたようだが、それでも彼本来の姿に見えた」とコメントした。
「彼は素晴らしかったよ」 と、ブルース・ボウチー監督も評価。「ジェイコブらしいピッチングだった。球のキレも、すべてがいつもの彼らしく見えた。体の調子も良さそうだったし、問題なく終えたようだ」 と語った。
deGrom throwing his live BP. Feels good to get back into the spring phone camera game. pic.twitter.com/0ZKHcgmzAR
— Mark Feinsand (@Feinsand) March 1, 2025
36歳のデグロムは、2020年以来となる “フルで健康なシーズン” を目指している。過去4年間でわずか35先発にとどまり、100イニング以上を投げたのは2019年が最後。
COVID-19で短縮された2020年シーズンは、全12試合に登板したものの計68イニング にとどまった。そして2023年には2度目のトミー・ジョン手術を受け、わずか6先発のみでシーズン終了となった。
昨年9月には3試合に登板し復帰を果たしたが、レンジャーズは彼が健康を維持し、「エースとして本来の役割を果たせること」 に大きな期待を寄せている。
レンジャーズは今春、デグロムの調整を慎重に進めてきた。しかし、これまでの慎重なペースにもかかわらず、ボウチー監督は 「開幕週に間に合う」 と確信している。
「時間はある。彼は開幕週に投げられるだけのイニングをこなせるはずだ」と、ボウチー監督は語った。
マーク・ファインサンド：MLB.com記者
引用元：mlb.com
