カブスとドジャースの一進一退の攻防でPCAことピート・クロウ=アームストロングが4得点の活躍


シカゴ発――ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、カブスの中堅手ピート・クロウ=アームストロングと少しばかり面識があります。実は彼はロバーツ監督の息子の友人で、試合前の記者会見でもその縁について触れ、「彼の持つエネルギーが好きだ」と語っていました。

「いい子だよ。野球界にとってもプラスになる存在だ」とロバーツ監督。

――しかし、今のところクロウ=アームストロングはドジャースにとって“厄介すぎる存在”となっています。

水曜の夜、リグレー・フィールドで行われたドジャース戦にて、クロウ=アームストロングは3ランホームランを含む3安打4打点2盗塁の大暴れで、カブスの7対6の逆転勝利を強力に牽引しました。

これで彼は2試合連続の3安打ゲームをドジャース相手に記録。攻守走すべてで存在感を発揮し、まさに“チームの起爆剤”となっています。

今季序盤は打撃でやや苦しんでいたクロウ=アームストロングですが、ここ2週間で急上昇。4月7日以降のfWAR(勝利貢献値)は1.3で、あのヤンキースのアーロン・ジャッジと並ぶMLBトップの成績を記録しています。※fWAR(FanGraphs版WAR)は、攻守走すべてを評価する総合指標

今や、クロウ=アームストロングはカブスにとっても、相手チームにとっても“目が離せない存在”となっています。


クロウ=アームストロングが放ったこの3ランホームラン(今季第5号)は、カブスにとって大きな流れを引き寄せる一撃となりました。その後、5回に一挙4点を奪う猛攻も加わり、試合をひっくり返したカブスは7対6で逆転勝利。

この勝利により、カブスの今季成績は16勝10敗となり、好調を維持しています。特に注目すべきは、開幕東京シリーズで2連敗したドジャース相手に、以降4勝1敗とリベンジを果たしている点です。

開幕時とはまるで別チームのような粘りと打撃力を見せる今のカブスにとって、クロウ=アームストロングの存在はまさに“勢いの象徴”となっています。

ジョーダン・バスティアン:MLB.comカブス担当
引用元:mlb.com

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