カブスは、球団のトップ投手プロスペクトである右腕ケイド・ホートンをトリプルAアイオワからメジャー昇格させる予定だと報じられている。
ホートンは、MLB Pipelineによるカブスのプロスペクトランキングで2位、全体ランキングでも46位にランクされている有望株。『デモイン・レジスター』紙の現地木曜の報道によれば、今週末にニューヨークで行われるメッツ戦のシリーズに合わせてチームに合流する予定とのこと。球団からの正式な発表はまだない。
23歳のホートンは、2022年のドラフト1巡目(全体7位)でカブスに指名された。オクラホマ大学ではわずか1シーズンだけ二刀流選手としてプレーしていた経歴を持つ。
マイナー昇格後は急速にステップアップを遂げ、2023年以降、36先発で8勝6敗、防御率2.79、151回2/3を投げて190奪三振を記録している。
今季のトリプルAでは、6先発で2勝1敗、防御率1.24、WHIPはわずか0.86。29イニングで33奪三振を記録し、被打率はわずか.129。6登板すべてで1点以下に抑える抜群の安定感を見せている。
ホートンは、150キロ台中盤の速球とカーブに加え、チェンジアップにも取り組んでいるが、彼の代名詞は“プラスプラス”評価を受ける80マイル台中盤のスライダーだ。このスライダーは昨季、打者のボール球へのスイング率49%、空振り率50%という驚異的な数字を記録した。
ジェイソン・フォスター:MLB.com記者
引用元:mlb.com
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