ケリー、監督就任2試合目で退場処分……パイレーツの監督は?


ピッツバーグ――「現在ピッツバーグ・パイレーツの監督は……え、今誰が監督なの?」
そんな声が上がっても不思議ではない週末だった。

現地木曜日、パイレーツはデレク・シェルトン監督を解任し、ベンチコーチだったドン・ケリーを暫定監督に昇格させた。金曜日の初采配試合ではチームが勝利を収めたが、“本当の混乱劇”が起こったのは現地土曜日のブレーブス戦の6回だった。

アンドリュー・ヒーニーが登板していた6回、ケリーは際どい判定が続けてパイレーツに不利となったことに抗議。その際、ホームプレート審判クリント・ヴォンドラクのマイクが「もう聞いてられないよ」と拾ってしまった。

そしてケリーがさらに一言発した直後、退場処分を受けた。

通常、監督が退場になった場合はベンチコーチが指揮を引き継ぐのが通例だが、現在パイレーツはケリー昇格に伴い、ベンチコーチが空席のまま。

現地金曜日には、ケリーが打撃コーチのマット・ヘイグや投手コーチのオスカー・マリン、ブレント・ストロームらを頼りにして采配を振るった。

だが現地土曜日は、三塁コーチのマイク・ラベロが「臨時監督」として指揮を引き継いだ。ラベロは2020年からパイレーツに在籍しており、2014〜2019年はタイガース傘下でマイナー監督を務めていた実績がある。

ケリーは試合前、今後数日以内にベンチコーチ職を正式に埋めたいと語っており、内部昇格か外部招聘の両方を検討しているという。

試合は3対2でブレーブスが勝利している。

アレックス・スタンプ:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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