2024年の記憶に残る各チームの勝利をプレイバック – ア・リーグ西地区編 –

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驚異的な逆転劇、胸躍るサヨナラ勝ち、圧倒的な投球パフォーマンスまで、2024年シーズンにはすべてのチームが記憶に残る勝利を収めました。しかし、それぞれのクラブにとって、そのシーズンを象徴する勝利とは何だったのでしょうか?

その問いにMLB.comの30人のレポーターが答えてくれました。

エンゼルス: モニアックがマリナーズ相手にサヨナラ弾、8月31日
エンゼルスはシーズン中、99敗を喫しながらもマリナーズにとって厄介な存在であり、対戦成績は8勝5敗。マリナーズがアメリカンリーグのワイルドカード争いでわずか1ゲーム差で敗れる一因となった。エンゼルスは6回までに4-1とリードされていたが、ジョー・アデルがブライアン・ウーからソロ本塁打を放ち反撃を開始。7回にはミッキー・モニアックがウーから2ラン本塁打を放ち1点差に迫ると、9回にはアンドレス・ムニョスから2アウトでサヨナラのソロ本塁打を放ち試合を決めた。
— レット・ボリンジャー


アストロズ: ドジャース相手に逆転勝利、7月27日
アレックス・ブレグマンがミニッツメイド・パークで行われた試合の9回、ブレイク・トレイネンからサヨナラ本塁打を放ち、7-6で最終的にワールドシリーズ優勝を果たしたドジャースに劇的な逆転勝利を収めた。この試合でアストロズは5-0とリードされていたが、6回には9人の打者が打席に立ち、6本のシングルヒットで4点を奪取。ドジャースの新人投手ジャスティン・ロブレスキーを5回2/3でマウンドから降ろした。さらに8回にはジェレミー・ペーニャとジョン・シングルトンが勝負強い適時打を放ち試合を同点に戻し、9回にブレグマンの劇的な一撃で勝利を飾った。
— ブライアン・マクタガート


アスレチックス: ブラウンの13回サヨナラ劇、9月6日
セス・ブラウンがコロシアムでの試合で魔法のような瞬間を2度も生み出した。まず11回に代打で登場し、同点2ラン本塁打を放つ。その後、13回には再び打席に立ち、タイガースのリリーフ投手ボー・ブリースケの初球の速球を右翼線に打ち返し、二塁からJJブレデイをホームに迎え入れる劇的な7-6の勝利をもたらした。この試合ではアスレチックスが最終的にアメリカンリーグのサイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバルと戦った夜でもあった。
— マルティン・ガジェゴス


マリナーズ: ヤンキー・スタジアムでの9回の大逆転劇、5月20日
これは間違いなく、マリナーズの今季最も信じられない勝利だった。一瞬でも目を離せば見逃してしまうような劇的な試合だった。それまで静かだったシアトル打線が9回表に突如爆発し、4点を奪取して最終的に5-4で勝利。アメリカンリーグチャンピオンとなるヤンキースを驚かせ、同時にヤンキースの7連勝を止める一戦となった。さらに、この勝利はそれまで20試合無失点だったクレイ・ホームズからの得点で成し遂げられたものだった。この勝利はアメリカンリーグ東地区を巡る重要な遠征中に起きたものであり、数週間後にマリナーズが首位に立つきっかけを作る試合ともなった。
— ダニエル・クレイマー


レンジャーズ: スミスのサヨナラ本塁打がアストロズに勝利をもたらす、8月5日
トレード期限を過ぎた数日後、レンジャーズが売り手に回らない決断をした直後のこと。グローブライフ・フィールドでの「ローンスターシリーズ」は、盛り上がりを見せる一戦となった。クラブとフロントオフィスは、この時点でまだアメリカンリーグ西地区でのレンジャーズのチャンスに楽観的であり、州内ライバルのアストロズとの対戦は、その実力を証明する絶好の機会だった。延長10回、代用選手セス・スミスがキャリア初のサヨナラ本塁打を放ち、レンジャーズはヒューストンに4-3で勝利。グローブライフ・フィールドでの3連戦の初戦を制した。
— ケネディ・ランドリー


引用元:mlb.com

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