ナショナルズ・デヨング 顔面への「怖い 」死球でCT検査へ

ピッツバーグ発 — ナショナルズの内野手ポール・デヨングは、火曜日のパイレーツ戦(3-0で勝利)の6回に、ミッチ・ケラーの速球を顔面に受けて負傷し、途中交代となりました。

デヨングは92.7マイル(約149km/h)のフォーシームが顔に直撃し、その場に倒れ込みました。鼻と左目の下には切り傷が確認され、出血も見られました。

ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は試合後、「顔面にかなりしっかり当たっていた。今はCTスキャンを受けているところ。まだ詳細は分からないが、無事であってほしい。かなり出血していたからね。検査結果を待ちたい」と語りました。

また、チームメイトのジェームズ・ウッドは「こういう場面は本当に怖い。ただただ無事を祈るしかない。最初はヘルメットに当たったのかと思ったけど、話を聞く限りではそうではなかったみたいで…。見た目も痛々しかったし、無事であることを願ってる」とコメントしました。


ケラーは投球がデヨングに当たった直後、マウンド上でしゃがみ込み、口を手で覆いました。

「本当につらい瞬間だった。彼が無事であることを祈ってる」とケラーは語りました。「でも、気持ちを切り替えて、また投げるしかないんだ。」

デヨングの元にはマルティネス監督とチームのヘッドトレーナーであるポール・レサードが駆け寄り、出血を抑えるために顔にタオルを当てるなどの応急処置を施しました。デヨングは自力で歩いてベンチに戻りましたが、マルティネス監督とレサードに支えられながらの退場でした。


「(デヨングが)ダグアウトの階段を降りたとき、少しめまいがしたようだった」とマルティネス監督は語りました。「でもその後、自分の足で立ち上がってクラブハウスまで歩いて戻ってきた。そこは本当に安心材料だね。」

31歳のデヨングは、ナショナルズの内野陣においてベテランの存在感を放ってきました。キャリアの大半をショートでプレーしてきましたが、今季はサードに回っており、その守備は高く評価されています。

「彼のことを聞かれて、『おお…』としか言えないよ」とマルティネス監督。「彼がサードで見せてくれているプレーは本当に素晴らしい。早く回復してくれることを願っているし、うまくいけばすぐ戻ってきてくれると信じているよ。」

デヨングの離脱を受けて、アメド・ロサリオがサードに入りました。今後の起用については、ロサリオもしくはホセ・テナがサードを守る可能性があります。

「すべての検査が終わって、できるだけ早く電話がかかってくるのを待ってるよ」とマルティネス監督。「彼が無事であることを願っている。判断はたぶん明日まで待つことになると思う。」

ジェシカ・カメラート:MLB.comリポーター
引用元:mlb.com

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