ヒューストン — ヤイナー・ディアスが5回に満塁本塁打を放ち、アストロズにとっては2023年以来となるグランドスラム、そしてディアス自身にとっては今季初の長打で6点ビッグイニングを締めくくり、シリーズ初戦の金曜夜、アストロズはエンゼルスに14対3で快勝した(会場:ダイキン・パーク)。
ディアス(5打数3安打、自己最多の5打点)と、有望株キャム・スミス(8回にプロ初本塁打)を中心に、アストロズは今季最大の攻撃力を発揮。ディアスにとってはキャリア初のグランドスラムであり、チームとしても昨年9月6日にホセ・アブレイユが記録して以来の一発となった。
ヒューストンは今回の満塁本塁打まで、レギュラーシーズンで194試合連続でグランドスラムが出ておらず、これは球団史上10番目に長い記録となったとエリアス社は伝えている。この記録は、2005年6月から2006年5月にかけての197試合連続以来で最長だった。
5回に2対1とリードを許していたアストロズは、この回に11人の打者を送り出して6点を奪い、7対2と逆転に成功した。2アウトから8人連続で出塁し、その中でディアスがギャレット・マクダニエルズのシンカーを捉えて満塁本塁打を放った。アストロズは続く6回にも打者一巡し、4点を追加。スミスの適時二塁打で締めくくられた。アストロズが2イニング連続で打者9人以上を打席に送ったのは、2019年9月9日以来となった。
アストロズの三塁手アイザック・パレデスは、12月にスミスとともにカブスから移籍してきた選手だが、8回に左翼ポール直撃の本塁打を放ち、ヒューストン移籍後初アーチを記録した。
ブライアン・マクタガート:MLB.comアストロズ担当
引用元:mlb.com
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