ヤンキース・ドミンゲスの一日「火星人」がヤンキース最年少となる1試合3本塁打を達成


ウェスト・サクラメント――金曜夜、サター・ヘルス・パークで行われたアスレチックス戦を前にウォームアップしていたヤンキースのジェイソン・ドミンゲスは、「BE A GOOD PERSON(良い人であれ)」と書かれた青いTシャツを身に着けていた。

そしてその後、ドミンゲスは「良い選手」であることも証明してみせた。

この日行われたアスレチックスとのシリーズ初戦で、ドミンゲスは3本塁打を放つ大活躍。その締めくくりとなったのは8回に放った自身初のグランドスラム(満塁ホームラン)だった。

22歳の逸材「ザ・マーシャン(火星人)」は、この試合前までに通算8本塁打しか記録していなかったが、この日だけで自身初のマルチ本塁打ゲームを達成した。

1回と7回に左右両打席からのソロホームランを放っていたドミンゲスは、その時点ですでに2018年のニール・ウォーカー以来となる、1試合で両打席本塁打を記録したヤンキース選手となっていた。

そして8回、スコア6-0で迎えた場面で満塁のチャンスに打席が回ると、97.6マイル(約157キロ)のシンカーを右中間のビジター用ブルペンに叩き込むグランドスラム。この一発で、ドミンゲスはヤンキース史上最年少の3本塁打達成者(22歳91日)となった。

それ以前の最年少記録保持者は――ジョー・ディマジオだった。


ドミンゲスの大爆発の夜を支えたのは、右腕ウィル・ウォーレンの好投だった。ウォーレンはキャリア最長となる7回1/3を投げ、7奪三振の力投で試合をしっかりと作った。

テオ・デローサ:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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