ドジャース パイレーツを下すもグラスナウが肩の違和感で退場


ロサンゼルス発 — タイラー・グラスナウは、前回に続き今回も負傷により先発を早期降板しました。

現地日曜日に行われたパイレーツとのシリーズ最終戦(ドジャースが9-2で勝利)で、グラスナウは初回に連続本塁打を浴びた後、2回表のウォームアップ投球に戻りましたが、投球後にトレーナーたちにチェックされました。最後の投球後、右腕を振って違和感を示している様子が見られました。

ドジャースは、グラスナウが右肩の不快感により早期降板したと発表しました。代わって登板した新人右腕ベン・カスパリアスは、5回途中まで登板し、5三振を奪い被安打わずか2本の好投。カスパリアスは今季最長となる3回2/3を無失点、54球を投げました。

カスパリアスは今季、ドジャースのブルペンにおけるロングリリーフの主力となっており、メジャー全体で最多の121回1/3を投げているドジャース救援陣を支えています。一方で、ドジャースの先発ローテーションは、メジャー全体で最も少ない124回2/3しか投げていません。


グラスナウは、前回のテキサスでの登板でも、4回を投げた後に脚の痙攣により降板していました。この時は、下半身の可動域が制限されることで利き腕に余計な負担がかかるのを避けるため、予防的な措置として交代が決断されました。デーブ・ロバーツ監督によれば、今回の日曜日の登板前日にはグラスナウに点滴を施し、脱水症状を防ぐことで同様のトラブルを回避しようと努めたとのことです。

ただ、グラスナウはこれまでのキャリアを通じて腕の故障歴が多く、ドジャース加入1年目の昨季も、8月に右肘の腱炎を発症して戦列を離脱し、チームの優勝争いをサポートできないままシーズンを終えていました。

もし今回の負傷でグラスナウが離脱することになれば、ドジャースにとっては大きな痛手となります。というのも、すでにエース格のブレイク・スネルを失っているからです。スネルは左肩の炎症からの復帰が順調に進んでいるように見えた矢先、先週に再び投球練習を中断することになりました。

ただ、ロサンゼルスには明るいニュースもあります。トニー・ゴンソリンが先週水曜日、トリプルAオクラホマシティで最終リハビリ登板を終えており、今週マーリンズとのシリーズ最終2試合のどちらかでメジャー復帰登板を果たす見込みです。

ゴンソリンは昨年8月18日以降、トミー・ジョン手術の影響でメジャーのマウンドに立っていませんでした。スプリングトレーニングでは、ダスティン・メイとともに第5先発の有力候補と目されていましたが、ウェイトトレーニング中のスクワットで背中を痛め、開幕を故障者リスト入りで迎えることとなっていました。

ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com

目次

📝 初心者向けおすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次