ウェスト・サクラメント――ヤンキースのスター、アーロン・ジャッジが「ここは打つにはいい球場だ」と実感するまで、それほど時間はかからなかった。
現地金曜のアスレチックスとのシリーズ初戦で、ジャッジはあと一歩で本塁打という当たりを2本放ち、大きな二塁打とフェンス手前のフライに終わった。それでも、打球の内容には手応えを感じていたという。
「あの打球がフェンス際まで飛ぶとは思わなかったけど、実際に届いた。
だから明日が楽しみだよ」と、試合後のジャッジは語った。
そして現地土曜日――
ジャッジはなぜ自分がもう一度この球場で打席に立つことを楽しみにしていたのかを、まさに結果で証明してみせた。
ジャッジは第4打席で今季第13号ソロ本塁打(右中間)を放ち、単独でメジャー本塁打王の座を奪還。さらに第6打席では、センター方向へ433フィート(約132m)の豪快な一発を放ち、今季第14号とした。
この日の試合はヤンキースがアスレチックスに11対7で敗れたものの、ジャッジはその存在感を十分に示した。
現在ジャッジは本塁打だけでなく、打率(.396)・出塁率(.486)・長打率(.772)・安打数(59)・打点(37)と、メジャー主要打撃5部門でいずれもリーグトップに立っている。
サクラメント生まれで、リンデン(サクラメントから南へ約1時間)育ちのジャッジにとって、この日の試合は家族や友人の前での“凱旋試合”でもあった。
「アスレチックスとの試合は、いつも“帰ってきた”って感じがするんだ。僕にとって身近で特別な相手なんだよね」とジャッジは語った。
テオ・デローサ:MLB.com 記者
引用元:mlb.com
目次