ボルチモア — ヤンキースのキャプテン、アーロン・ジャッジは今春、「今季は開幕から好スタートを切る」と語っていましたが、その約束をしっかり果たしています。そして4月の本塁打ラッシュは、まだ終わっていないようです。
ジャッジは水曜夜、カムデンヤーズでの試合初回に、オリオールズの左腕ケイド・ポビッチから今季第10号となる2ランホームランを放ち、メジャー本塁打ランキングの首位に並びました。
この一発で、ジャッジはマリナーズのカル・ローリー、Dバックスのエウヘニオ・スアレス(共に10本)とともに、今季10本塁打に到達している唯一の選手となりました。2試合連続弾となったこのホームランは、打球初速112.1マイル(約180キロ)、スタットキャスト推定426フィート(約130メートル)を記録し、中堅バックスクリーン付近に一直線に飛び込む豪快な一打でした。
ジャッジのこのホームランにより、ヤンキースは現地5月1日を迎える前にチーム合計52本塁打を記録し、これは球団史上最多となりました。また、今季15本目の初回ホームランでもあり、他のどのチームも水曜時点で11本を超えていませんでした。
この一発で、ジャッジの出塁連続試合は4月2日から続いて27試合に伸び、彼のキャリアで4番目に長い記録となっています。
さらに、オリオールズ戦でのジャッジの圧倒的な成績に新たな一ページが加わりました。彼にとってオリオールズ戦は最多本塁打(47本)を放っている相手であり、カムデンヤーズでの通算26本塁打は、ビジターとしてはアレックス・ロドリゲス(34本)、デビッド・オルティーズ(30本)に次ぐ歴代3位となっています。
ブライアン・ホック:MLB.comヤンキース担当
引用元:mlb.com
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