地区ライバル対決!インターリーグスーパースター対決!今週注目の5シリーズ

パドレス ヤンキース ドジャース ダイヤモンドバックス レッズ アストロズ

5月はすでに本格的にスタートしています。
果たして今月はどんな展開になるのでしょうか?

それはまだ未知数ですが、今週は見逃せない注目カードが目白押しです。地区ライバルとの直接対決、インターリーグでのスーパースター対決、さらにはナ・リーグの強豪同士の激突など、今週のMLBは“必見”です。

以下は、今週注目の5つのシリーズの一つです:

目次

パドレス vs. ヤンキース(3試合:現地月曜〜水曜)

対戦成績:昨年のメモリアルデーの週末にペトコ・パークで対戦し、ヤンキースが2勝1敗で勝ち越し。2023年もメモリアルデー週末にブロンクスで対戦し、同様にヤンキースが2勝1敗で勝ち越しています。

ストーリーライン:ワールドシリーズ前哨戦の可能性も?
両チームとも今季好スタートを切っており、1998年以来となる“秋の再戦”があるかもしれません。当時はヤンキースが4連勝でタイトルを奪取。その27年後となる今、両軍の豪華な戦力がぶつかり合う注目のカードです。

注目選手
ヤンキースからは、昨年のア・リーグMVPアーロン・ジャッジ。今季は5月に入っても打率.400超えを維持し、今最も“熱い”打者の一人です。
対するパドレスはフェルナンド・タティスJr.。打率.328、8本塁打と絶好調で、強打に加えゴールドグラブ級の守備、そして果敢な走塁も魅力。彼も目が離せないスター選手です。


マリナーズ vs. アスレチックス(3試合:現地月曜〜水曜)

対戦成績:今季開幕戦ではT-モバイル・パークで4連戦を行い、両チームが2勝ずつを分け合いました。昨季はマリナーズが13試合中9勝を挙げ、対戦成績で勝ち越しました。

ストーリーライン
ついにマリナーズ打線が本領発揮。打撃陣の爆発でア・リーグ西地区の首位に浮上しています。
しかしそのすぐ後ろに迫っているのが、予想外の健闘を見せているアスレチックス。直近12試合で9勝と波に乗っており、この3連戦が今季を通じた“地区優勝争いの始まり”になるかもしれません。

注目選手

  • マリナーズ:カル・ローリー(通称“ビッグ・ダンパー”)
     金曜日の試合で今季12号の本塁打を放ち、メジャートップに立っています。昨年の34本のうちの3分の1以上をすでに達成。
  • アスレチックス:ニック・カーツ & ガナー・ホグランド
     クラブNo.1プロスペクトのカーツは、3AでOPS1.040の圧巻成績を残し昇格。メジャー11試合中10試合で出塁と存在感を発揮しています。
     また、右腕ホグランド(チーム内プロスペクトNo.14)は先週のデビュー戦で6回1失点と素晴らしい投球を見せ、注目度急上昇中です。

ドジャース vs. ダイヤモンドバックス(4試合:現地木曜〜日曜)

対戦成績
今季初の直接対決。昨年は13試合でドジャースが7勝6敗と接戦のシーズンシリーズを制しました。

ストーリーライン
ダイヤモンドバックスは2023年に驚きのワールドシリーズ進出を果たしましたが、昨季はプレーオフを逃しました。今年はその雪辱を果たしたいところ。一方のドジャースはさらに豪華な戦力をそろえ、因縁の相手との対決に臨みます。

注目選手

  • 山本由伸(ドジャース)
     4月のナ・リーグ月間最優秀投手に選ばれ、防御率1.06という圧巻の内容で開幕1ヶ月を終えました。5月初登板でも6回無失点と好調をキープし、防御率は0.90に。
  • コービン・キャロル(Dバックス)
     2024年は前半戦に苦しんだものの、2025年は打率.919のOPSと9本塁打で完全復活。三塁打数はMLBトップタイの4本で、2023年の新人王&MVP候補だった姿が戻ってきています。

カブス vs. メッツ(3試合:現地金曜〜日曜)

対戦成績
今季初の対戦。昨年はメッツが4勝3敗でシーズンシリーズを制しました。

ストーリーライン
両チームとも好調なスタートを切り、それぞれナ・リーグ中地区と東地区の首位に立っています。
カブスは今季MLBトップの得点力と3位の本塁打数を誇り、新加入のカイル・タッカー、ピート・クロウ=アームストロング、鈴木誠也が強力打線を牽引。
一方のメッツは、防御率2.88という圧倒的な投手力に加え、ピート・アロンソ、フランシスコ・リンドーア、フアン・ソトの3人が強打を見せています。

注目選手

  • ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
     直近18試合で9本塁打を放ち、昨季の372打数での10本をすでに超えるペース。さらに12盗塁も記録し、センター守備でも存在感。攻守走すべてでチームを勢いづけています。
  • ピート・アロンソ(メッツ)
     4月のナ・リーグ月間MVP。今季は打率.350、出塁率.474、長打率.667、8本塁打という圧巻の成績。従来の長打力に加えて確実性も向上し、今や打撃面での総合力を見せつけています。

レッズ vs. アストロズ(3試合:現地金曜〜日曜)

対戦成績
昨年9月、レッズが本拠地グレートアメリカン・ボールパークでアストロズを3連勝でスイープ。

ストーリーライン
アストロズは今オフにカイル・タッカーとアレックス・ブレグマンを失いながらも、懐疑的な声を覆してア・リーグ西地区のタイトルを再び狙うシーズンに挑戦中。
一方のレッズは、スター遊撃手エリー・デラクルーズや剛腕右腕ハンター・グリーンなど、若くてエキサイティングなコアを中心に、次のステージを目指しています。

注目選手

  • エリー・デラクルーズ(レッズ)
     俊足・強肩・長打力を兼ね備える電光石火のスター。今季は課題だった三振率の改善に取り組んでおり、これまでキャリア通算30%以上だったK%を、今季は26.8%まで抑えており、大きな成長の兆しを見せています。
  • ハンター・ブラウン(アストロズ)
     2024年に安定したシーズンを送った後、2025年はさらに一段上のレベルへ。ここまで7先発で防御率1.67と圧巻の投球を披露しており、アストロズの先発ローテーションの柱として台頭しています。

マニー・ランダワ:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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