大谷二世誕生なるか!? 18歳の二刀流日本人スラッガーがアスレチックスと記録的な契約を締結

MLB FA フリーエージェント 大谷翔平 アスレチックス 森井翔太郎

アスレチックスは2025年の国際契約期間の開始にあたり、大きな話題を呼びました。18歳の二刀流選手、森井翔太郎と151万500ドルの契約を結び、これは日本のアマチュア選手がNPB(日本プロ野球)以外のリーグで結んだ契約としては史上最大のボーナスとなったと、ヤキュウ・コスモポリタンが報じています。

左打者で、高校時代には45本のホームランを記録した森井は、最速95マイル(約153キロ)の速球も投げられる投手でもあります。打撃と投球の両面でのインパクトの可能性から、森井はNPBドラフトでトップ10に選ばれる可能性があった選手です。

アスレチックスのアシスタントGM、ダン・ファインスタイン氏は「我々の組織にとって歴史的な日です。翔太郎は、メジャーリーグのチームと直接契約を結んだ日本の高校生選手としては初めての選手の一人です。…今春から始まるマイナーリーグシステムで、翔太郎が投げて打つ姿を見られるのを楽しみにしています」と述べています。

スカウトたちは森井の長期的な将来を打者として見ていますが、彼は18歳でプロ入りの初年度を迎えるため、プロ野球の厳しさに慣れながら、成長のための長い時間を与えられることになります。アスレチックスのパシフィック・リム担当コーディネーターであるアダム・ヒスロップ氏と日本担当スカウトの富塚俊幸氏に注目されており、アスレチックスは彼が二刀流選手として成功できると信じています。森井はアリゾナで行われるマイナーリーグの春季キャンプに参加し、プロキャリアをアリゾナ・コンプレックスリーグでスタートする予定です。

「翔太郎が投げて打つという望みを持っていたことはずっとわかっていました」とファインスタイン氏は言います。「彼を二刀流のプロスペクトとして見ることができたことは、私たちにとって大きな魅力でした。現在、投手コーチやフィジカルトレーナー、アスレチックトレーナーと協力して、彼の腕を守りながら、両ポジションで十分な練習を積めるプランを立てています。そのプランがどのようになるかはまだ決まっていません。」

打席では、森井は滑らかなスイングと素晴らしいバランスを持っています。強力な投球腕はショートストップとして活躍できるだけでなく、身長6フィート1インチ(約185cm)の体格がさらに成長することで、サードベースへの移行もスムーズに進む可能性があります。

森井は、日本から独自の道を歩む最新のティーンエイジャーの注目選手となります。高校通算ホームラン数の全国記録を持つ佐々木倫太郎は現在スタンフォード大学に通っており、2026年に初めてドラフト対象となります。強打の一塁手である佐々木は、今年の夏にドラフトリーグとアパラチアンリーグでプレーし、パワーを披露しました。

身体的な特徴だけでなく、アスレチックスは森井のゲームに対する情熱と意欲にも惹かれました。彼は日本から次の偉大な選手の一人になりたいという強い願望を持っており、3年以内にメジャーリーグに到達することを目指しています。

彼が憧れ、目標にしている選手について聞かれると、森井は「投手としてはジェイコブ・デグロム、打者としてはエリー・デ・ラ・クルーズを目指しています」と答えました。

「シンシナティ・レッズのエリー・デ・ラ・クルーズは僕の好きな選手です。とても速く走るし、パワーもあり、性格も好きです」と森井は言います。

ジェシー・ボレク:MLBパイプラインとMiLBのプロスペクトコンテンツのレポーター兼コーディネーター
引用元:mlb.com

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