グレンデール（アリゾナ州） – 大谷翔平が試合に戻るまで、いよいよあと少しとなった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は水曜日、大谷が金曜日の夜（日本時間土曜朝）に行われるエンゼルス戦で指名打者として今春初出場する予定だと発表した。
試合開始は現地時間午後6時5分（日本時間朝5時5分）、会場はキャメルバック・ランチ。
大谷はドジャース加入1年目でまさに「物語のようなシーズン」を過ごした。メジャー史上初の50本塁打・50盗塁クラブの創設者となり、3度目の満票MVPを獲得、さらには自身初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
そんな大谷が2025年シーズンにどのようなパフォーマンスを見せるのか、大きな期待が寄せられている。特に5月には投手としての復帰も予定されていることから、その動向に注目が集まっている。
大谷翔平は、2023年9月に右肘の手術を受けて以来、メジャーのマウンドには立っていない。また、昨年11月に受けた左肩の手術により、今オフの調整プログラムが遅れ、今季の先発登板に向けた準備が続いている。彼はオープン戦で投げる予定はないが、3月18日と19日に行われる東京シリーズで、ドジャースがカブスと対戦する際には指名打者として出場できるよう調整している。
今春初めて実戦に出場する際には――それが古巣エンゼルスとの試合というのも興味深いが――再びリードオフ（1番打者）を務める見込みだ。監督のデーブ・ロバーツは、大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンというオーダーの並びを、全員が揃い次第そのまま起用する予定だと語った。
今週末までに、ドジャースの主力打者は全員がオープン戦（カクタスリーグ）の初戦を迎えることになる予定だ。フレディ・フリーマンは木曜日のロッキーズ戦（ソルトリバー・フィールズ）でデビューし、ウィル・スミスも金曜日のエンゼルス戦で出場する見込みだ。
ソニア・チェン：MLB.comドジャース担当
引用元：mlb.com
