パドレス クアーズ・フィールドでの21得点で球団記録を塗り替える


デンバー――今回は、パドレスが“疑いようのない勝利”を手にした。

土曜夜、クアーズ・フィールドで行われた試合で、サンディエゴ・パドレスはコロラド・ロッキーズに21対0で圧勝。これは球団史上最大の得点差による勝利であり、MLBの歴史でも屈指の大差完封劇のひとつとなった。

この日、パドレス打線は球団タイ記録となる24安打を放ち、21得点を記録。一方で、先発右腕のスティーブン・コレクがプロ2度目の先発で完封勝利という快投を披露。あと1点で、1900年以降で最多の完封勝利得点記録(22点)に並ぶところだった。

これまで、ロッキーズとパドレスはクアーズ・フィールドで数々の“乱打戦”を繰り広げてきた。前夜の試合では、8回に11点差をつけたにもかかわらず、9回にはクローザーを投入せざるを得ない展開になったばかり。

だが、この暖かな土曜の夜にはそんな心配は一切なかった。

パドレスは初回から得点を重ね、以降も止まることなく打線が火を噴いた。

この試合での主な記録・トピック:

  • 21点差勝利は、球団史上最多(これまでの最多は16点差)。
  • 8選手がマルチヒットを記録。これも球団史上初。
  • フェルナンド・タティスJr.が通算本塁打数でトニー・グウィンを上回った。(5回に放った3ランでスコアは19-0に)
  • 1試合21得点は、球団史上2番目の記録(最多は2021年7月、ナショナルズ戦の24得点)。
  • 完封勝利での21得点は、1900年以降で2位(1位は2004年のクリーブランドと1975年のピッツバーグの22得点)。

なお、現地金曜日にジェイク・クロネンワースが故障者リストから復帰。これにより、パドレス打線が約1か月ぶりに“フルメンバー”となった。そして、復帰後の2試合で34得点という爆発力を見せている。

今、この打線は本当に“手がつけられない存在”となっている。

AJ・カサベル:MLB.comパドレス担当
引用元:mlb.com

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