【2025年5月26日週】日本人MLB選手の週間成績まとめ|大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、鈴木誠也、今永昇太、菅野智之、千賀滉大ほか

大谷翔平 MLB 鈴木誠也 山本由伸

5月26日週、ドジャース・大谷翔平は2試合連続先頭打者ホームランを含む3試合連続アーチを放つなど5本塁打で本塁打ランキングトップ、カブス・鈴木誠也も5本の二塁打を放ち6打点で打点ランキングトップに。投げてはドジャース・山本由伸はガーディアンズ戦に先発し、6回、被安打3、失点2、与四球2、奪三振7で6勝目。メッツ・千賀滉大もドジャース戦、ロッキーズ戦で2連勝を記録し防御率ランキングトップへ。オリオールズ・菅野智之はカージナルス戦に先発し勝利投手の権利を獲得するもチームが逆転負けを喫し5勝目ならず。エンゼルス・菊池雄星はヤンキース戦で1失点と踏ん張るも味方打線の援護がなく完封負け。

今週の注目選手たちの成績を振り返りながら、彼らの今後の展開にも注目していきましょう。

・3月28日週はこちら
・3月31日週はこちら
・4月7日週はこちら
・4月14日週はこちら
・4月21日週はこちら
・4月28日週はこちら
・5月5日週はこちら
・5月12日週はこちら
・5月19日週はこちら

目次

【打者成績一覧】*6月1日の試合終了時点

週間成績

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選手名所属チーム試合数打率打席安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁四球死球三振出塁率OPS
大谷翔平ドジャース6.31822700560508.4441.444
鈴木誠也カブス6.36422850160404.4621.189

シーズン通算成績

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選手名所属チーム試合数打率打席安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁四球死球三振出塁率OPS
大谷翔平ドジャース56.298225679422371137065.3951.062
鈴木誠也カブス54.273216591821452122063.335.904

ドジャース・大谷翔平詳細

5月26日(ドジャース 1-3 メッツ @シティ・フィールド
打席結果:4打数、1安打(1本塁打)、1打点、1三振
1番DHでスタメン出場し、初回の第1打席で18号ソロを放ったあとは、空振り三振、センターフライ、センターフライで3打席凡退。


5月27日(ドジャース 7-2 ガーディアンズ @プログレッシブ・フィールド)
打席結果:3打数、1安打(1本塁打)、1打点、2四球、1三振
1番DHでスタメン出場し、先頭打者アーチ、空振り三振、四球、四球、キャッチャーへのファウルフライで3打数1安打1打点2四球。2試合連続(今季5本目)の先頭打者アーチで2試合連続安打。


5月28日(ドジャース 9-5 ガーディアンズ @プログレッシブ・フィールド)
打席結果:3打数、1安打(1本塁打)、2打点、2四球、1三振
1番DHでスタメン出場し、見逃し三振、申告敬遠、20号2ラン、空振り三振、四球で3打数1安打2打点2四球の活躍。3試合連続の先頭打者アーチは達成できなかったが、今季2度目の3試合連続アーチとなり、連続試合安打も3に伸ばした。


5月29日(ドジャース 4-7 ガーディアンズ @プログレッシブ・フィールド)
打席結果:3打数、無安打、1四球、1三振
1番DHでスタメン出場し、初の4試合連続本塁打が期待されたが、空振り三振、セカンドゴロ、レフトフライ、四球で3打数無安打1四球に終わった。連続試合安打は3でストップ。

5月31日(ヤンキース 5-8 ドジャース @ドジャー・スタジアム
打席結果:5打数、2安打(2本塁打)、1三振
1番DHでスタメン出場し、第1打席は左中間への21号ソロ、第2打席は空振り三振、第3打席は22号ソロ、第4打席はショートフライ、第5打席はサードフライだった。大谷は初回の本塁打で早くもシーズン60得点に到達。「オプタ・スタッツ」によれば、5月の終わりまでに60得点に到達した選手は20世紀以降では大谷が史上初。また、両リーグ単独トップに立つ22本塁打を放っており、これはシーズン62本塁打ペースに匹敵。


6月1日(ヤンキース 2-18 ドジャース @ドジャー・スタジアム
打席結果:4打数、2安打、2三振
1番DHでスタメン出場。4打数2安打2得点2三振の内容。

カブス・鈴木誠也詳細

5月26日カブス 11-8 レッズ @グレートアメリカン・ボールパーク
打席結果:4打数、3安打(1本塁打)、3打点、1四球
3番DHでスタメン出場し、今季14本目の二塁打と8回表の14号決勝3ランを含む4打数3安打3打点1四球の活躍。今季の打点数を49に伸ばし、ラファエル・デバース(レッドソックス)を抜いてメジャー単独トップに浮上。


5月27日(ロッキーズ 1-3 カブス @リグレー・フィールド
打席結果:3打数、1安打、1四球、1三振
3番DHでスタメン出場し、初回の第1打席でチャンスを広げる二塁打を放って7試合連続安打に。4回裏の第2打席は四球を選んで出塁した。5回裏の第3打席はレフトフライ、7回裏の第4打席は空振り三振に倒れ、3打数1安打1四球。今季の打撃成績は打率.274、14本塁打、49打点、OPS.910となり、この試合が終了した時点では打点メジャー単独トップの座を維持。

5月28日ロッキーズ 3-4 カブス @リグレー・フィールド
打席結果:5打数、1安打、1打点、2三振
3番DHでスタメン出場し、センターフライ、レフトへの先制タイムリー、センターフライ、空振り三振、空振り三振で5打数1安打1打点。連続試合安打を8に伸ばした。


5月29日ロッキーズ 1-2 カブス @リグレー・フィールド
打席結果:3打数、1安打、1四球
3番DHでスタメン出場し、初回に先制のタイムリー二塁打を放って3打数1安打1打点1四球。連続試合安打を9に伸ばし、今季の打撃成績は打率.273、OPS.902となった。今日の試合でクロウ=アームストロングとラファエル・デバース(レッドソックス)が50打点に到達したが、鈴木は51打点に伸ばし、メジャー単独トップの座をキープ。


5月31日(レッズ 2-6 カブス @リグレー・フィールド
打席結果:3打数、1安打、1三振
3番DHでスタメン出場し、第1打席は見逃し三振、第2打席はレフトフライ、第3打席はセンターフライ、第4打席に今季17本目の二塁打が飛び出した。

6月1日レッズ 0-2 カブス @リグレー・フィールド
打席結果:3打数、1安打、1打点、1四球
3番DHでスタメン出場し、3打数1安打1四球1打点の内容で、今季打率は.273、OPSは.904となった。打点王ランキングではラファエル・デバース(レッドソックス)と並んでメジャー1位、ナ・リーグでは同僚のクロウ=アームストロングに2点差を付けて1位となっている。


【投手成績一覧】*6月1日の試合終了時点

週間成績

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投手名チーム登板投球回勝敗自責点防御率被安打盗塁四球死球奪三振WHIP
山本由伸ドジャース16.01勝0敗23.00302070.833
千賀滉大メッツ211.22勝0敗32.317160121.114
菊池雄星エンゼルス15.00勝1敗11.80415041.800
菅野智之オリオールズ15.10勝0敗35.06800031.500
松井裕樹パドレス31.20勝0敗316.20601014.200

シーズン通算成績

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投手名チーム登板投球回勝敗自責点防御率被安打盗塁四球死球奪三振WHIP
山本由伸ドジャース1164.06勝3敗141.97384201750.906
佐々木朗希ドジャース834.11勝1敗184.72293223241.485
今永昇太カブス844.33勝2敗142.82350140341.109
千賀滉大メッツ1162.06勝3敗111.60454281591.177
菊池雄星エンゼルス1264.21勝5敗223.06633351581.515
菅野智之オリオールズ1164.04勝3敗233.23583100351.063
松井裕樹パドレス2423.00勝1敗93.52182110261.261
前田健太タイガース780勝0敗77.88916381.875

ドジャース・山本由伸詳細

5月21日(ドジャース 7-2 ガーディアンズ @プログレッシブ・フィールド)
ピッチング結果:6回、被安打3、失点2、与四球2、奪三振7
1回表、大谷翔平の2試合連続先頭打者アーチでドジャースが先制、山本は1回裏を三者凡退に抑えると、2回表にアンディ・パヘスのタイムリーで2点目。山本は3回裏に一死二、三塁のピンチを招き、スティーブン・クワンの内野ゴロの間に1点を失ったが、ドジャースは5回表にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーとマックス・マンシーの犠飛で2点、6回表にもムーキー・ベッツのタイムリーで1点を追加し、好投を続けるエース・山本を援護。山本は6回裏先頭のクワン、次打者ボー・ネイラーから二者連続三振を奪ったあと、ホセ・ラミレスに二塁打を許してピンチを招き、カイル・マンザードのタイムリーで2点目を献上。しかし、88球で6イニングを投げ抜き、被安打3、奪三振7、与四球2、失点2という内容で今季の防御率は1.97(リーグ2位)となった。


メッツ・千賀滉大詳細

5月26日(ドジャース 1-3 メッツ @シティ・フィールド)
ピッチング結果:5回1/3、被安打5、失点1、与四球4、奪三振5
千賀は、初回に先頭の大谷から右中間への18号先頭打者アーチを浴びるも、メッツは1回裏二死からフアン・ソトが三塁マックス・マンシーのエラーで出塁し、続くピート・アロンソが左中間への10号逆転2ラン。3回裏には無死一、三塁からソトの内野ゴロの間に1点を追加し、3対1とリードを広げた。千賀は逆転してもらった直後の4回表、さらには5回表にもピンチを背負ったが、要所を締めてドジャース打線に得点を与えず。6回表一死からマンシーに四球を与えたところで降板。なお、5回1/3を加えて再び規定投球回に到達し、防御率1.46はリーグ1位。


6月1日(ロッキーズ 2-8 メッツ @シティ・フィールド)
ピッチング結果:6回1/3、被安打2、失点2、与四球2、奪三振7
千賀は初回、2番エゼキエル・トーバーに3号ソロを被弾し、1点を先制される。しかし、それ以降は三振と凡打の山を築き、2~6回まで三者凡退。7回に2四球を与え、タイムリーを浴びて2点目を許したところで降板。それでも千賀は6回1/3を2失点2安打2四球7奪三振の快投。防御率は1.60の高水準を維持し、いまだ山本由伸(ドジャース)を上回ってナ・リーグ1位に君臨。


エンゼルス・菊池雄星詳細

5月29日(ヤンキース 1-0 エンゼルス @エンゼル・スタジアム
ピッチング結果5回、被安打4、与四球5、奪三振4失点1
今季12度目の先発登板となった菊池は、初回先頭のポール・ゴールドシュミットに二塁打を浴び、一死二塁となったところで強打者ジャッジを敬遠。このあと、コディ・ベリンジャーに四球を与えて一死満塁とピンチを広げ、アンソニー・ボルピーの犠飛で先制点を献上。2回表には二死二、三塁の場面でジャッジを再び敬遠。今度はベリンジャーをレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。3回表も四球絡みで一死二塁のピンチとなったが、後続を打ち取って無失点に抑え、4回表と5回表はいずれも三者凡退。球数が多くなり、5回93球を投げて被安打4、奪三振4、与四球5という内容で降板したが、ヤンキースの強力打線に1点しか与えなかった。しかし、エンゼルス打線が菊池を最後まで援護できず、0対1で完封負け。チームは5連敗となり、菊池には5敗目が記録。


オリオールズ・菅野智之詳細

5月28日(カージナルス 7-4 オリオールズ @オリオール・パーク
ピッチング結果:5回1/3、被安打8、奪三振3、与四球0、失点3
菅野は初回に一死一、三塁のピンチを招き、ウィルソン・コントレラスのタイムリーで先制点を献上。2回表にはラーズ・ヌートバーに8号2ランを浴び、0対3とリードを広げられたが、それ以降はカージナルス打線に追加点を与えず、打線の援護を待った。4回裏に1点を返したオリオールズは、カージナルス先発のアンドレ・パランテから5回裏に一死二、三塁のチャンスを作り、ライアン・マウントキャッスルは見逃し三振に倒れたものの、ライアン・オハーンが9号3ランを放ち、逆転に成功。菅野に今季5勝目の権利がもたらされた。菅野は6回表も続投し、一死三塁となったところで降板。オリオールズ2番手のグレゴリー・ソトが連続三振でピンチを脱出し、菅野は6回途中まで91球を投げて被安打8、奪三振3、無四球、失点3という投球内容。しかしオリオールズは1点のリードを守りきれず4対7で逆転負けを喫し菅野の5勝目はならず。


パドレス・松井裕樹詳細

5月28日(マーリンズ 6-8 パドレス @ぺトコ・パーク
ピッチング結果:1回、被安打1、与四球1、奪三振1、無失点
1点リードの7回表二死1塁の場面で3番手として登板。四球1つを与えたが、ピンチを切り抜けた。8回表も続投し、一死後に二塁打を浴びたものの、次打者を打ち取って二死二塁となったところで降板。松井が残したピンチは4番手のエストラーダが抑えた。イニング跨ぎとなった松井は1回15球を投げて被安打1、奪三振1、与四球1、無失点でホールドを記録。

5月29日(マーリンズ 10-8 パドレス @ぺトコ・パーク
ピッチング結果:2/3回、被安打1、失点1
6対6の同点、6回表二死走者なしの場面で3番手として登板。サンチェスをファーストゴロに打ち取ってこの回を終えると、7回表も続投したが、先頭のハビアー・サノーハに二塁打を浴び、次打者ビクター・メサJr.に送りバントを決められたところで降板した。この走者を4番手のアダムが暴投で生還させたため、松井には4試合ぶりの失点が記録され、今季の防御率は2.74となった。

6月1日(パイレーツ 1-7 パドレス @ペトコ・パーク)
ピッチング結果:0回、被安打4、失点2
7回一死走者なし、3点ビハインドの場面でパドレスは3番手に松井裕樹を投入。松井はパイレーツの上位打線と対し、いきなり4連打を浴びてしまう。最後は不運な安打も絡み、松井は一死も奪えずに2失点で降板。

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