ポランコ マリナーズ復帰で合意

マリナーズが再びホルヘ・ポランコ内野手と契約することが決まったと、MLB.comのマーク・ファインサンド記者が木曜夜に報じた。球団からの正式発表はまだないが、関係者によると、この契約は総額775万ドルで、2025年の年俸700万ドルに加え、2026年のプレイヤー/相互オプションに750,000ドルのバイアウトが含まれる予定だという。

関係者によると、ポランコは今季シアトルで三塁を守る予定となっている。彼は2024年シーズン開幕前の時点で、2019年から2023年までの各フルシーズンでOPS.750以上を記録した6人の二遊間選手の1人であり、そのリストにはホセ・アルトゥーベ、コーリー・シーガー、ボー・ビシェット、ザンダー・ボガーツ、トレア・ターナーが名を連ねていた。

しかし、ツインズからマリナーズへトレードされた2024年シーズンは厳しいものとなった。ポランコのOPSは.651に低下し、打率(.213)と出塁率(.296)でキャリア最低を記録。さらに、これまでのキャリアで18.2%だった三振率が29.2%にまで上昇した。


ポランコの不振の一因として、シーズンの大半で悩まされた左膝のケガが挙げられる。この問題を解決するため、彼はオフシーズン序盤に手術を受けた。しかし、左膝やハムストリングの負傷により、過去3シーズンで5度も負傷者リスト(IL)入りを余儀なくされている。

健康であれば、31歳のポランコは安定して平均以上の打撃成績を残してきた。2018年から2023年までの各フルシーズンで、OPS+110以上を記録。2019年には22本塁打を放ち、2021年にはキャリアハイの33本塁打をマーク。昨季は不振ながらも16本塁打を記録している。

MLB11年目を迎えるポランコは、最初の10年間をツインズでプレー。2016年から本格的に出場機会を得るようになり、その後8シーズンで打率.269/出塁率.334/長打率.446、112本塁打を記録した。守備面ではキャリアを通じて低評価が続いており、昨季は二塁でマイナス10の「Outs Above Average(OAA)」を記録。これは同ポジションの規定到達選手の中で最も低い数値だった。

ブライアン・マーフィー:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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