大谷翔平は野球場で圧倒的な存在感を放つ。身長6フィート4インチ(約193cm)、体重210ポンド(約95kg)という体格のため、同じMVP受賞者である6フィート7インチ(約201cm)のアーロン・ジャッジと並んでも小さく見えることはほとんどない。しかし、7フィート6インチ(約229cm)のママドゥ・ンジャイと並ぶと話は別だ。
元UCアーバインのバスケットボール選手であるンジャイは今週ドジャースのキャンプを訪れ、大谷との写真を撮影。その身長差は、驚異的というほかない。
さらに、ンジャイはマウンドに上がる機会も得て、監督デーブ・ロバーツからピッチングのアドバイスを受けた。ロバーツは彼の非常に長いフォロースルーをもう少しコンパクトにするよう指導し、その結果に感心したという。もし7フィート6インチの投手がマウンドに立ったら、打者にとってはまさに圧倒的な存在になるだろう。
ジャイアンツの右腕ショーン・ジェリーは、MLB史上最も背の高い選手として記録されており、その身長は6フィート11インチ(約211cm)。それだけでも十分な存在感だが、さらに7インチ(約18cm)足すと、ママドゥ・ンジャイのサイズになる。
昨シーズン、ヤンキースタジアムで印象的な始球式を行い、その巨大な手のひらで野球をまるで卵のように見せたビクター・ウェンバンヤマ(7フィート3インチ、約221cm)でさえ、ンジャイの高さには及ばない。これほどの長身のバスケットボール選手はごくわずかで、大学バスケットボールでも7フィート6インチ以上の選手は3人しかいない。ケニー・ジョージ(7フィート7インチ、約231cm)、マイク・ラニア(同じく7フィート7インチ)、そして現在フロリダ大に所属するオリヴィエ・リウ(7フィート9インチ、約236cm)だ。
もしンジャイが始球式を務める機会があれば、ウェンバンヤマよりももう少し上手く投げられることを願いたい。ロバーツ監督の指導を受けた今なら、期待できるかもしれない。
引用元:mlb.com