ブレーブスのプロファー、左手首負傷でMRI検査へ 開幕戦出場は未定
フロリダ州ノースポート — ブレーブスの左翼手ジュリクソン・プロファーが、開幕戦に間に合うかどうかはMRI検査の結果次第となった。プロファーはパイレーツ戦(クールトゥデイ・パーク)の4回、スライディングキャッチを試みた際に左手首を負傷。試合後のX線検査では骨折なしと診断されたものの、詳しい状態を確認するためにMRI検査が行われる予定だ。
試合後、ブライアン・スニッカー監督はプロファーの負傷について次のようにコメント。
「ああいう形で手首を捻った場合、たいてい良い結末にはならない。」
「でも、今回は最悪の事態を回避できていることを願っているよ。」
プロファーは左中間へ飛んだ打球をスライディングキャッチしようとした際、グラブが芝生に引っかかったような形になり、左手首を負傷。その後、激しい痛みに顔を歪めながらグラウンド上に倒れ込み、左手首を押さえながら動けなくなった。チームのヘッドアスレティックトレーナー、ジョージ・ポウリス氏が駆け寄り、状態を確認した。
ブレーブスが今オフに獲得した大型補強の一人であるプロファー。彼の開幕戦出場可否は、今後のMRI検査の結果に左右されることになる。ブレーブスにとって、重要な戦力の一人であるプロファーの回復が待たれる。
プロファー、MRI検査で靭帯や腱の損傷を確認へ 開幕戦出場の可否は検査結果次第
ブレーブスのジュリクソン・プロファーは、左手首の詳細な状態を確認するためにMRI検査を受ける予定だ。X線検査では骨折は確認されなかったが、靭帯や腱の損傷がある可能性があるため、より詳細な診断が必要となる。
試合後、ブライアン・スニッカー監督はプロファーの状態について次のように語った。
「ジョージ(チームのトレーナー)は、テストの結果は問題なさそうだと言っていたが、こういうケガは何が起こるか分からない。」
「X線では骨折は確認されなかったが、過去にはオースティン・ライリーやオーランド・アルシアも、X線では異常なしと診断された後のMRIで骨折が判明した例がある。」
「だからこそ、MRIの結果を待つ必要があるんだ。」
プロファーは今オフ、ブレーブスと3年総額4200万ドルの契約を結び、昨季パドレスで24本塁打、OPS.839を記録。今季は左翼手としての出場に加え、ロナルド・アクーニャJr.が膝の手術から復帰する5月までリードオフマンを務める予定だった。チームにとって重要な存在となるプロファーだけに、MRI検査の結果が大きな意味を持つことになる。今後の診断結果と回復状況に注目が集まる。
プロファー離脱なら、ケレニック&デラクルーズが外野をカバーへ
ブレーブスのジュリクソン・プロファーが開幕に間に合わない場合、ジャレッド・ケレニックとブライアン・デラクルーズが、ロナルド・アクーニャJr.の復帰までの間、コーナー外野を務める可能性が高い。ブレーブスは昨季、開幕投手のスペンサー・ストライダーを含む5人の開幕スタメンが2ヶ月以上の長期離脱を経験。さらに、今季も正捕手のショーン・マーフィーが左肋骨の骨折により開幕を故障者リストで迎える予定。もしプロファーまで離脱となれば、開幕前から主力の負傷が続く厳しい状況となる。
ブレーブスは、プロファーのMRI検査結果を待ちながら、開幕戦の外野布陣を再調整する可能性がある。チームのシーズン序盤の戦い方に、大きな影響を与える一件となりそうだ。
マーク・ボウマン:MLB.comブレーブス担当
引用元:mlb.com