アスレチックス・ルーカー 自身の名前がサンドウィッチの商品名に!?

ブレント・ルーカー アスレチックス MLB

ウエスト・サクラメント発 — 「サンドイッチに名前を付けられて初めて一人前」という言葉がある。

もしそれが本当なら、ブレント・ルーカーは本当に一人前になったと言えるだろう。

サクラメント周辺に4店舗を構える人気のコーヒーショップ「Old Soul(オールド・ソウル)」が、アスレチックスのスラッガーであるルッカーの名を冠したサンドイッチをメニューに加えたのだ。
この「ブレント・ルーカー」は、ダウンタウンサクラメント近くのLストリート沿いにある「The Alley(アリー)」店限定で提供されており、プレーンベーグルにスクランブルエッグ、ベーコン、ローストガーリック、トマトチポトレクリーム、アボカドスプレッド、チャイブ(あさつき)、ホットハニーがサンドされている。


ルーカーへのこの“オマージュ”は、彼が初めてOld Soulを訪れたことがきっかけだった。

アスレチックスがサターヘルス・パークで初めてシーズンを迎えるのを前に、ルーカーはチームメートのローレンス・バトラー、JJ・ブレデイ、JP・シアーズとともに、1月に新たな本拠地周辺のコミュニティを知るためのイベントにいくつか参加していた。その中のひとつが、Old Soulのキャピトル・モール店での「ゲストバリスタ体験」だった。

彼らはその朝、バリスタとしてコーヒーを淹れながら地域の人々と交流し、店のスタッフとも親しくなったという。今回のサンドイッチは、その時の縁をきっかけに生まれた特別な一品となっている。

このサンドイッチは開幕直前に正式に発表され、ルーカー自身はレシピの制作には関わっていなかったものの、Old Soulのシェフ、ダニエル・ベアが仕上げた最終形には満足しているという。

「すごくおいしそうだよね」とルーカー。「もし僕に意見を求められてたら、何か変えたかな? いや、たぶんそのままでいいと思うよ。かなりいい出来だと思う。」

食にこだわりのあることで知られるルーカーは、SNSでも自身の“食の冒険”をたびたび紹介しており、2023年にはIn-N-Outバーガーでの“オリジナル・ダブルダブル注文”が話題となった。

しかし、これまで実際に自身の名前が付いた料理を持ったことはなかったルーカー。それがついに実現した。

「初めてだよ」とルーカーは語る。「すごくワクワクしてる。」

1日のすべての食事に愛着があるというルーカーだが、特に朝食は特別な存在だという。何といっても「一日の中で最も大切な食事」だからだ。シーズン中の遠征先では、必ず新しい朝食スポットを探すのがルーティンとなっており、ここ2年のオフシーズンには、お気に入りのレストランをリスト化してSNSで共有している。それだけに、自分の名前がついた理想的な料理が朝食サンドイッチというのは、まさにぴったりの展開だった。

「朝食って、自分の好みに合わせて一番クリエイティブにできる食事だと思う」とルーカーは話す。「それに、朝食ってだいたい同じものを繰り返し食べがちだけど、他の食事はもう少し変化があるから、そういう意味でもこのサンドイッチは良いね。」

ルーカーはまだ自身の名前がついたそのサンドイッチを実際には食べていない。新シーズンの始まりや、家族とともにローズビル(オールドソウルの店舗から車で約30分)での新生活に慣れることが優先されており、なかなか時間が取れないのが現状だ。

とはいえ、今月中には「ブレント・ルーカー」を試してみる予定だという。アイスミルクに2〜3ショットのエスプレッソを加えたお気に入りのコーヒーと一緒に。そしてその味の感想も後日しっかり報告するつもりだ。

「自分のサンドイッチがあるんだから、食べに行っておかないとね。これからもっと時間に余裕ができて、デーゲームの後に夜が空いたりすれば、だんだん馴染みのお店になっていくだろうし…試すのが楽しみだよ」とルーカーは語った。

マルティン・ガジェゴス:MLB.comアスレチックス担当
引用元:mlb.com

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