【アーリントン】大谷翔平選手は、現地金曜日にレンジャーズとのシリーズ開幕戦でグローブライフ・フィールドにドジャースと共に帯同していませんでした。理由は明確で、妻・真美子さんの出産が間近に迫っており、南カリフォルニアに残っていたためです。
大谷選手は父親になるための「パタニティリスト(出産休暇リスト)」に登録され、最長3日間チームから離れることができます。さらに時間が必要な場合は、リストを「制限リスト(restricted list)」に変更し、家族と共に過ごすことも可能です。
デーブ・ロバーツ監督は次のように語りました。
「彼と真美子さんは、近々赤ちゃんが生まれる予定です。それ以上のことは私も把握していません。彼がいつ戻ってくるか、いつ出産になるかも分かりません。ただ、今は2人でその瞬間に備えているということです。」
大谷翔平選手の出場登録に関連する措置として、ドジャースはエディ・ロサリオ選手をトリプルAオクラホマシティからメジャー昇格させました。ロサリオ選手はマイナー契約でチームに所属しており、金曜日の試合では指名打者として先発出場。今季は14試合で打率.339、OPS.948と好調を維持していました。
また、40人枠を空けるために、左足中足骨の骨折で離脱しているエドガルド・エンリケス選手が60日間の故障者リスト(IL)に移されました。
デーブ・ロバーツ監督は、大谷選手の週末中の復帰の可能性について「チャンスはある」とし、レンジャーズ戦で復帰する可能性を完全には否定していません。ただし、もし大谷選手がパタニティリストに最大の3日間滞在した場合、火曜日から始まるカブスとのシカゴ2連戦で復帰する見込みです。
大谷翔平選手は、パタニティリスト入りするまでドジャースの今季最初の20試合すべてに出場し、打率.288、OPS.930、本塁打6本、得点21という成績を残していました。現在は将来的な「二刀流」復帰に向けて調整を続けていますが、まもなく迎える「父親」という三つ目、そしておそらく最も重要な役割に向けても歩みを進めています。
デーブ・ロバーツ監督はこう語っています。
「彼は感情や状況をうまく切り替えられる選手です。彼は睡眠をとても大事にしています。でも赤ちゃんが生まれたら、その“睡眠”が勝つのか、勝てないのか、どうなるか楽しみですね。」
ソニア・チェン:MLB.comドジャース担当
引用元:mlb.com