パイレーツ・スキーンズ 2026年ワールド・ベースボール・クラシックに米国代表として出場


世界最高峰のピッチャーの一人が、来年開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026で自国代表として出場することを発表しました。

パイレーツの若きエース、ポール・スキーンズが、火曜日にMLBネットワークの番組内で、アメリカ代表としてWBCに出場することを正式に表明。おそらく代表ローテーションの最上位またはその近くの位置での起用が見込まれています。
2024年のナ・リーグ新人王が、次はピッツバーグから世界の舞台へと活躍の場を広げることになります。

スキーンズがメジャーデビューを果たしてから、まだわずか1年余り。「世代を代表するピッチングプロスペクト」から、今やメジャーを代表するエース級投手へと飛躍しました。今季も開幕前からサイ・ヤング賞候補と目されており、これまでのキャリア32登板で14勝7敗、防御率2.16、投球回187回2/3で223奪三振という圧巻の成績を残しています。さらにWAR(勝利貢献度)7.3は、同時期の投手の中でもトップクラスです。

スキーンズの祖国への思いは広く知られており、大学野球のスタートは空軍士官学校(エアフォース・アカデミー)からでした。現在も、退役軍人や救急隊員とその家族を支援する「ゲイリー・シニーズ財団」と協力して活動を続けています。

今回のWBC2026は、彼が2023年ドラフト全体1位でプロ入りして以降、初めて迎える大会となります。

スキーンズは、2023年大会で日本に敗れて準優勝に終わったアメリカ代表の中で、再び世界一を狙うチームの“柱”となることが期待されています。あの大会は、大谷翔平 vs マイク・トラウトの歴史的対決で幕を閉じ、日本が優勝。アメリカ代表が金メダルを獲得したのは、2017年大会が唯一で、その時はアンドリュー・マカッチェン(現パイレーツ)も外野の中核を担っていました。

2023年大会では、パイレーツから複数の選手が各国代表として出場しており、デビッド・ベドナーはアメリカ代表として登板しています。

アメリカ代表は、2026年大会の「プールB」に組み込まれており、1次ラウンドはヒューストンで3月6日~11日に開催予定です。正式な出場メンバーはまだ発表されていませんが、すでにヤンキースのスター、アーロン・ジャッジがキャプテンに指名されており、前回と同じくマーク・デローサ監督が指揮を執る予定です。

アレックス・スタンプ:MLB.comパイレーツ担当
引用元:mlb.com

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