ボストン発 — レッドソックスは先週、現役サイ・ヤング賞受賞者と連戦を行い、現地先週水曜日にタイガースのタリク・スクーバル、そして現地先週金曜日にはフェンウェイ・パークでブレーブスのクリス・セールと対戦しました。
現地月曜日のメッツ戦シリーズ開幕戦では、サイ・ヤング賞の保持者ではないものの、依然として難敵となる千賀滉大との対戦が待っていました。
千賀はこの試合までナショナルリーグトップの防御率1.02を記録していましたが、この日6イニングで3失点を喫し、防御率は1.43に上昇。レッドソックスが3-1で勝利を収めました。
ジャレン・デュランは試合開始直後、千賀の初球を二塁打としフェンウェイ・パークに歓迎の一打を放ちました。続くラファエル・デバースは、この日千賀から奪った3つの四球のうち最初の四球を選びました。アレックス・ブレグマンの内野ゴロでデュランがホームに生還し、トレバー・ストーリーのタイムリーでボストンは初回に2点を先制しました。
千賀の代名詞ともいえる「ゴーストフォーク」は、試合前まで被打率.085という脅威の数字を記録していましたが、この日はその球種でストーリーにタイムリーを許し、2回にはデュランにも三塁打を浴びてカルロス・ナルバエスをホームに返されました。
ボストンは8安打3得点と決して大量得点ではなかったものの、ハンター・ドビンズの好投によってそれで十分でした。ドビンズは4回2/3を投げ、被安打5、失点1の内容で試合を作りました。
この日は監督のアレックス・コーラが、娘カミラさんのボストン・カレッジ卒業式を祝うためにチームを離れており、ベンチコーチのラモン・バスケスが代行として指揮を執りました。バスケスは5回、2人走者を出した場面でドビンズを降板させ、左打者のフランシスコ・リンドーアに対して左腕ジャスティン・ウィルソンを投入。この采配が功を奏し、リンドーアは10球粘った末に空振り三振に倒れ、ピンチを切り抜けました。
モリー・バークハート:MLB.comコンテンツプロデューサー
引用元:mlb.com