メッツ・アルバレスが左手骨折で6~8週間欠場へ

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メッツに痛手、フランシスコ・アルバレスが左手の有鉤骨骨折で手術へ

ポートセントルーシー(フロリダ州) – ニューヨーク・メッツは今週末、大きな戦力ダウンに直面した。正捕手フランシスコ・アルバレスが左手の有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折を負い、手術を受けることが決定。

メッツのデビッド・スターンズ野球運営部長によると、アルバレスは6~8週間の離脱が見込まれる。特に捕手としての守備に影響する左手のケガであるため、復帰時期は8週間ほどかかる可能性が高い。

「回復までの時間はそれくらいを見込んでいるが、シーズン中にはメジャーの舞台に戻れるはずだ。」(スターンズ)


2年連続の左手の負傷に落胆も、前を向くアルバレス

23歳のアルバレスにとっては2年連続で左手の負傷による長期離脱。昨シーズンも4月19日の試合中にベース上で滑り、左手親指の靱帯損傷で約8週間の離脱を経験。

「彼は落ち込んでいる。当然のことだ。でも、これが初めてではない。」(メンドーサ監督)
「アルバレスは本当にチームを大切に思っているし、試合に出られないことを悔しく感じている。」

アルバレスは土曜日のライブBP(実戦形式打撃練習)でスイングをした際に異変を感じ、そのままトレーナー室へ。その後のX線検査で骨折が判明し、月曜日に手術を受ける予定。

「チームにとって痛いが、シーズンは続く。誰も同情してはくれない。我々は前に進むだけだ。」(メンドーサ監督)

アルバレスの代役はルイス・トーレンス、バックアップ争いも激化

アルバレスの離脱により、開幕戦はルイス・トーレンスが正捕手を務める見込み。バックアップ捕手としてヘイデン・センジャー、ジャクソン・リーツ、クリス・ウィリアムズの3選手が候補となる。

「チャンスを得た選手がステップアップする番。彼らがこの場にいるのには理由がある。」(メンドーサ監督)

リーツは日曜日の試合でインパクトを残し、初回にグランドスラムを放つ活躍。正捕手争いが加速する中、誰がメッツのマスクをかぶるのか注目が集まる。


ニューヨーク・メッツは、正捕手フランシスコ・アルバレスの離脱を受けて、外部からの補強を検討しているが、現時点ではチーム内の捕手陣で対応できるとの見解を示している。

「我々はキャンプにいる捕手たちに手応えを感じている。」(デビッド・スターンズ野球運営部長)
「レギュラー選手が負傷すれば、当然ながら市場の状況を確認するが、今回の離脱は長期にはならないと考えている。」

相次ぐ負傷者、開幕に向けた不安要素

メッツは今春、アルバレス以外にも複数の主力が負傷。特に先発ローテーションではショーン・マネイア(右腹斜筋の負傷)、フランキー・モンタス(右広背筋の負傷)の両投手が開幕を故障者リスト(IL)入りで迎える予定。さらに、外野の主力2人も調整遅れが懸念されている。

  • ブランドン・ニモ(右膝の痛み):金曜日に膝へジェル注射を受け、今週初めに野球活動を再開予定。
  • スターリング・マルテ(膝の問題):まだ実戦には出場しておらず、ライブBPで調整中。春季キャンプでの試合出場まではあと数日かかる見込み。

ニモとマルテは開幕戦への出場を目指しているが、アルバレスは少なくともシーズン最初の1か月は欠場確定。

「彼はチームのリーダーであり、不在は痛手だ。」(スターンズ)
「しかし、これは比較的よくある負傷で、復帰までの道のりも想定内。我々はこの状況を乗り越える準備ができている。」

メッツは今後、捕手の補強に動くのか、それとも現有戦力で対応するのか。アルバレス不在の間のチームの対応が注目される。

マーク・フェインサンド:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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