ブルージェイズ・ベリオス マリナーズのローリーへの一言で両軍一触即発の自体へ

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ブルージェイズの投手ホセ・ベリオスは、マリナーズの捕手カル・ローリーが、土曜日にロジャース・センターで行われた試合中、二塁走者としてシアトルのチームメイトに球種を伝えていたと非難しました――しかし、ローリーはその疑いを否定しています。

「彼らは僕がサインを伝えていると思ってたみたいだけど、そんなことはしていないよ」と、マリナーズが延長12回の末に8対4で勝利した試合後、ローリーはMLB.comのダニエル・クレイマー記者に語りました。


ベリオスは4回表終了後にローリーに詰め寄り、これがきっかけで両軍のベンチが一斉に飛び出す騒ぎとなりました。
ベリオスはMLB.comのキーガン・マセソン記者に対し、「事態をエスカレートさせるつもりはなかったが、相手打者にアドバンテージを与えないようにしたかった」と語りました。


「ベンチが出てくるような展開になるとは思っていなかったけど、打者との間では常に戦いなんだ」とベリオスは語りました。「マウンドには自分一人しかいないし、打者はあらゆる手段で優位に立とうとしてくる。だから、投手としてそれを許すわけにはいかないんだ。」

この試合でローリーは5打数2安打3四球と活躍し、ベリオス相手に内野安打と二塁打の2本のヒットを記録しました。4回にはシングルヒットとルーク・レーリーの四球で二塁に進み、その場面でベリオスがローリーがサインを伝えているのではと疑ったとされています。


「フィールド上で誰かがケンカを売ってくるようなことをするのは、僕は敬意を感じないし、好きじゃない」とベリオスは語りました。「自分自身のため、そしてチームメイトのためにも立ち向かおうとしたんだ。」

一方でローリーは、その直後に打席に立ったラウディ・テレスが「完全にタイミングを崩されていた」と述べ、実際テレスはこのイニング2つ目のアウトとなる三振に倒れました。(ディラン・ムーアはファウルフライでイニングを終えました。)
それでもローリーは、ベリオスがあの場面で過敏に反応した気持ちは理解できると語っています。

「僕は球種なんて分かってなかったよ」とローリーは笑いながら語りました。「でもまあ、そういうもんさ。もし相手がサイン盗みをしてるって思ったら、僕だって自分の投手に同じように警戒してほしいと思うだろうね。」


ブルージェイズの監督ジョン・シュナイダーは、サイン盗みや球種の情報を伝える行為について「フェアプレーの一環だ」と述べつつも、ベリオスの怒りには理解を示しました。

「自分たちの選手が自分自身のために立ち上がるのはいいことだと思う」とシュナイダー監督は語りました。

テオ・デローサ:MLB.com記者
引用元:mlb.com

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