娘の開腹手術から数日後 バーガーがレンジャーズで1号HRを放つ

MLB ジェイク・バーガー レンジャーズ

サプライズ(アリゾナ州)発 — 今週、レンジャーズの内野手ジェイク・バーガーは、スプリングトレーニングのバックフィールドではなく、自宅のあるナッシュビルへ戻り、家族と過ごす時間を優先した。

バーガーの生後4か月の娘ペネロペは、2月24日にナッシュビルのヴァンダービルト小児病院で心臓の開胸手術を受け、成功した。ペネロペは昨年10月25日にダウン症を持って生まれたが、新生児集中治療室(NICU)での経過は順調で、生まれてすぐの手術は回避できた。しかし、後に心臓手術が必要となった。

手術は順調に進み、バーガーは木曜日、「本当に素晴らしい医療スタッフだった」と語った。

「彼らのような医師や看護師が毎日向き合っているものを考えると、本当に尊敬しかありません。僕たちはただ子供の頃からやっている野球を楽しんでいるだけですが、彼らは毎日、毎分、信じられないほど大変な仕事をしている。本当に素晴らしいチームに恵まれたと思っています。」

バーガーの妻アシュリンもSNSで喜びを報告した。「ペネロペの手術は成功しました!!執刀医のカルロス・メリー先生とヴァンダービルトの医療チームには言葉では表せないほど感謝しています。そして皆さんの祈りにも感謝しています。私たちの願いは届き、聞き届けられました。」

バーガーは、ペネロペやダウン症の人々を称えるために背番号21を着用している。この遺伝的疾患は「トリソミー21」として医学的に知られ、21番染色体が通常より1本多い状態で発生する。

ペネロペの手術のため、バーガーは数日間キャンプを離れていたが、木曜日の朝には再びアリゾナへ戻った。そして復帰戦となったその日、レンジャーズの新しい一塁手として、チーム移籍後初の本塁打を放った。その腕には、ペネロペの病院のリストバンドが巻かれていた。

「大変だった」とバーガーは語った。「この状況を経験するすべての親御さんの気持ちがよくわかる。幸運にも、うちの手術はスムーズにいって、ペネロペの状態もとても良い。待合室で待っているときは、何かを信じるしかないんだ。僕は神を信じ、家族を信じた。その気持ちはますます強くなったよ。ペネロペが回復に向かっていることを感謝しているし、またレンジャーズの野球に戻る準備ができた。」

「今はただ、ペネロペの健康を第一に考えながら、家族全員でテキサスへ引っ越して、新しいシーズンに備えるだけさ。」

ケネディ・ランドリー:MLB.comレンジャーズ担当
引用元:mlb.com

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