レッドソックスが新たなエースと長期契約で合意に至ったと報じられている。
MLB.comのマーク・ファインサンド記者が月曜夜に伝えたところによると、左腕ギャレット・クロシェとレッドソックスは6年総額1億7000万ドルの契約で合意に達したという。契約は2026年から始まり、2030年終了後には選手側にオプトアウト(契約破棄)の権利が含まれている。球団からの正式発表はまだない。
クロシェは2024年のウィンターミーティングで行われた大型トレードでレッドソックスに加入。捕手カイル・ティールを含む4人の有望株をホワイトソックスに放出しての獲得だった。先発転向1年目となった昨季、クロシェは146イニングで209奪三振、防御率3.58と大きく飛躍を遂げた。
今季、レッドソックスの開幕投手を務めたクロシェは、レンジャーズ戦で5回2失点、4奪三振の好投を見せ、チームの5-2の勝利に貢献。25歳の若き左腕が今後数年にわたってチームの柱として契約を結んだことで、ベテランと若手が融合するレッドソックスは持続的な強さを持つコンテンダー(優勝争い常連)へと進化しようとしている。
なお、クロシェの契約は、MLBにおいてメジャー通算4年以上のサービスタイムを持つ投手が結んだ契約としては史上最高額となる(フリーエージェント契約を除く)。これまでの最高額は、ジェイコブ・デグロムが2019年3月にメッツと結んだ5年総額1億3750万ドルだった。
ブレント・マグワイア:MLB.com記者
引用元:mlb.com