アストロズ 1年契約でベン・ギャメルを復帰させる

MLB アストロズ ベン・ギャメル

ヒューストン – アストロズは水曜日、チームに必要な左打者を補強するため、外野手ベン・ギャメルとメジャー契約を結んだと発表した。契約の詳細は明らかにされていない。

MLB.comのマーク・ファインサンド氏によると、契約は総額120万ドルで、契約金20万ドルを含むが、残りの100万ドルは開幕ロースター入りが条件となっているという。

32歳のギャメルは昨シーズンをメッツでスタートし、8月20日にウェーバーでアストロズへ移籍。メッツ(18試合)とアストロズ(20試合)を合わせた38試合で打率.247、出塁率.384、長打率.333の成績を残した。

アストロズ移籍後は69打席で打率.259、出塁率.377、長打率.362、1本塁打とまずまずの成績を記録していたが、アナハイムでの試合中に外野フェンスへ突っ込みながらキャッチを試みた際に左腓骨(ひこつ)を骨折し、シーズンを終えていた。


アストロズは12月にカイル・タッカーをカブスへトレードして以来、外野の補強、特に左打者を求めていた。

フリーエージェントで一塁手クリスチャン・ウォーカーを獲得し、タッカーとのトレードでカブスから三塁手アイザック・パレデスを獲得したことで、ラインナップは右打者中心となっている。

現在の主力メンバーであるホセ・アルトゥーベ、ジェレミー・ペーニャ、ヤイナー・ディアス、ジェイク・マイヤーズ、チャス・マコーミックはいずれも右打者だ。


ギャメルは両コーナーの外野を守ることができ、アストロズにとってレフトのバックアップとしての役割が期待される。

チームは今季、ヨルダン・アルバレスを主に指名打者(DH)として起用し、レフトでの出場機会を減らす方針を示している。
センターはジェイク・マイヤーズ、ライトはチャス・マコーミックがそれぞれレギュラーを務める見込みだ。

また、アストロズのプロスペクトランキング6位のザック・デゼンゾがレフトのポジションを争う予定で、オフシーズンにヤンキースから獲得した左打ちのテイラー・トランメルも競争に加わる。

さらに、プロスペクトランキング2位のジェイコブ・メルトンも今季大きなインパクトを残す可能性があり、スプリングトレーニングの結果次第ではメジャー昇格を勝ち取るチャンスがある。


ギャメルは昨シーズンの大半をメッツ傘下のトリプルA・シラキュースで過ごし、打率.314、12二塁打、7本塁打、24打点、OPS.961という成績を残した。

ブライアン・マクタガート:mlb.comアストロズ担当
引用元:mlb.com

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