ヤンキース・グリシャム、スタメン起用に応え2本塁打で快勝

トレント・グリシャム ヤンキース MLB

ピッツバーグ — トレント・グリシャムは今シーズンを迎えるにあたり、自身の役割をよく理解していた。それは「ベンチスタートでも先発でも、毎日準備を怠らないこと」だと、彼自身が語っている。
それでも、最近は出場機会が増えていることが、打撃面にも良い影響を与えていると実感しているという。

「やっぱり、ある程度コンスタントに打席に立てるっていうのは、大きいよ」と、今週初めにグリシャムは語った。


グリシャムは土曜日の試合でも好調を維持し、2本の本塁打と4打点をマーク。ヤンキースを10対4の勝利へと導いた。試合はPNCパークで行われ、アンソニー・ボルピーも走者一掃のスリーベースで貢献。ヤンキースはこれで直近8試合で6勝目を挙げた。

グリシャムにとってはこれがキャリア3度目の1試合複数本塁打。今季はここまで7試合に出場し、そのうち6試合で出塁を果たしている。

この日は腰の張りで2試合連続欠場となったコディ・ベリンジャーの代わりに中堅を守り、3回にソロ本塁打、5回には3ランと、存在感を放つ一日となった。


両本塁打はいずれもピッツバーグの先発ベイリー・ファルターから放ったもので、ファルターは4回途中までに7安打7失点と打ち込まれた。

ヤンキースは5回に一挙6得点を奪って試合を決定づけ、その攻撃の締めくくりとなったのがボルペの走者一掃のツーベースだった。

その5回の攻撃は、先発

が4回に苦しいイニングを過ごした直後のことだった。ストローマンは3回までに最少打者数で抑える好投を見せていたが、4回には3つの四球を与えて自滅気味に4失点。それでも打線の大量援護に助けられる形となった。


この回、ピッツバーグの攻撃で最も大きな一打となったのは、エマヌエル・バルデスの2点タイムリーツーベースだった。ストローマンはさらに、ケブライアン・ヘイズにタイムリーツーベースを許し、エンディ・ロドリゲスには内野ゴロの間に1点を奪われた。結果的にパイレーツ打線はこの4回だけで8人の打者を打席に送り込み、反撃ムードを作りかけたが、その後のヤンキースの猛攻に押し切られた。

ブライアン・ホック:MLB.comヤンキース担当
引用元:mlb.com

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