サンディエゴ — ジャクソン・メリルはかねてから「ずっとパドレスでプレーしたい」と語っていた。そして少なくとも20代の間は、その願いが現実のものとなる。
水曜日の朝、21歳のセンターはサンディエゴ・パドレスと9年契約の延長に合意し、契約を締結した。
関係者によると、この契約延長によりメリルには総額1億3,500万ドルが保証される。新契約は来シーズンから適用され、2034年シーズンまでが対象となる。さらに2035年には球団オプションが含まれている。
メリルとパドレスは、太平洋時間午前9時30分(日本時間翌日午前1時30分)から記者会見を行う予定で、その模様はMLB.comでライブ配信される。
なお、パドレスは今季開幕から6連勝中で、これは球団史上最高のスタートとなっている。まさに絶好の1週間を迎えている。
サンディエゴは2024年の開幕戦でジャクソン・メリルをメジャー昇格させ、その後、彼は球団史上最高とも言えるルーキーシーズンを送ることとなった。メリルはOPS.826、24本塁打を記録し、守備でもセンターで卓越したプレーを見せた。
ナ・リーグ新人王の投票では、ポール・スキーンズに僅差で敗れたものの、堂々の2位に輝いた。
「昨年は素晴らしかったし、楽しかったし、最高の瞬間がたくさんあった」とメリルは最近MLB.comに語った。「でも全体的に見れば、もっと良くなれると思ってる。」
リーグにとっては恐ろしい話だが、メリルはその言葉どおりの活躍を見せている。2025年シーズンは好調なスタートを切り、ここまで打率.400、6打点を記録。火曜日のガーディアンズ戦では今季第1号となる本塁打も放ち、パドレスの7対0の勝利に貢献した。
今回の契約延長により、パドレスの主力陣は長期的にサンディエゴにとどまる体制がさらに強固なものとなった。マニー・マチャド、フェルナンド・タティスJr.、ザンダー・ボガーツはいずれも少なくとも2033年シーズンまで契約が残っている。
関係者によると、メリルとパドレスは昨年、彼がメジャー昇格する前の段階からすでに契約延長の話し合いを始めていたという。両者とも、メリルが長期的にサンディエゴに残ることに強い関心を示してきた。
2年目の開幕を迎えるまで交渉を待ったことで、メリルは間違いなくいくらか契約金を上乗せすることに成功した。それでも最終的には、メリルとパドレスの双方が望んでいた形に収まり、合意に至った。
AJ・カサベル:MLB.comパドレス担当
引用元:mlb.com