カージナルスにとってアレナドのトレードは依然として最優先事項

MLB FA フリーエージェント ノーラン・アレナド カージナルス

カージナルスの野球運営部門社長であるジョン・モゼリアックは、チームのウィンター・ウォームアップ・イベントで土曜日に、三塁手ノーラン・アレナドのトレードが「最優先事項であり、それ以外にない」と語りました。しかし、モゼリアックは、フリーエージェント市場で同じ三塁手のアレックス・ブレグマンがまだ契約していないため、アレナドの状況は膠着状態にあると認めました。

モゼリアックは、トレードが成立することを「期待している」としながらも、アレナドがトレードされる可能性については「五分五分」だと表現しました。カージナルスはブルペン強化と右打者の獲得を目指していますが、アレナドの去就が決まるまでは動かない方針だとしています。

カージナルスは昨年12月中旬にアストロズとアレナドのトレード合意に達したと考えていましたが、アレナドが自身の持つ完全なトレード拒否権を行使し、この移籍を阻止しました。その後、アストロズは一塁手クリスチャン・ウォーカーと契約し、アイザック・パレデスを正三塁手として起用することを決めたため、アレナド獲得の可能性は消えました。

『The Athletic』のケイティ・ウー(購読が必要)によると、ヤンキースも12月にアレナド獲得について問い合わせを行った数少ないチームの一つでした。しかし、カージナルスがアレナドの残り契約(3年7400万ドル、そのうち1000万ドルはロッキーズが負担)の大部分を負担することを拒否したため、ヤンキースは要求額の高さに難色を示しました。

1月7日時点では、アストロズとの交渉が決裂して以来「アレナドのトレード交渉はほぼ進展がない」とウーは報じており、アレナドが希望する移籍先のリストが限られていることが、カージナルスのトレード交渉を難しくしていると指摘しています。

複数のリーグ関係者はウーに対し、レッドソックスがアレナドの開幕前移籍の「最後の望み」ではないかとの見方を示しました。『MassLive.com』のクリス・コティーヨとショーン・マクアダムは1月5日に、ボストンが「アレナドの希望する移籍先の一つ、もしくは最優先の移籍先」であると報じましたが、レッドソックスがアレナド獲得にどれほど本気なのかは不透明です。レッドソックスはまた、ブレグマンとも関連付けられており、ブルージェイズ、タイガース、カブスもブレグマンの獲得に関心を持っているとされています。

引用元:mlb.com

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次