グレンデール(アリゾナ州)発 —
大谷翔平がついに実戦形式の打撃を再開し、佐々木朗希も順調に調整中!
2024年、MLB史上初の「50本塁打・50盗塁シーズン」を達成し、満場一致でナ・リーグMVPを受賞した大谷翔平が、日曜日に今春初めてライブバッティング(実戦形式の打撃練習)を行った。
大谷はマイナー右腕ニコラス・クルスと対戦し、32球を見極めながら18スイング。
昨年のワールドシリーズで左肩の関節唇を損傷し、11月5日に手術を受けて以来、初めてライブピッチングに挑んだ。
「翔平はいい感じだったよ」とデーブ・ロバーツ監督は語った。
「たくさんスイングをして、本人も良い感触を得られたようだ。鋭い打球も何本か飛ばしていたし、ピッチャーと対戦できたのは良いことだね。予定通り、来週末には指名打者として試合に出場できる見込みだよ。」
一方、MLB Pipelineの全体No.1プロスペクトにランクされている右腕・佐々木朗希は、キャメルバック・ランチの室内ケージで今春2度目のブルペン投球を行い、約30球を投げ込んだ。
「今回はケージ内で投げてもらい、最新のテクノロジーを使って彼の基礎データを取った」と、ドジャースの投手コーチ、マーク・プライアーは説明。
「これは球団内の全投手に実施しているプログラムの一環だ。」
大谷翔平は今週後半、スプリングトレーニングの試合に初出場する予定だとデーブ・ロバーツ監督が明かした。
具体的な日程はまだ決まっていないが、3月18日~19日に行われる東京シリーズ(対カブス)では確実にラインナップ入りする見込み。
その東京シリーズでは、佐々木朗希が第2戦の先発を務める予定となっている。
佐々木は火曜日(27日)にホワイトソックス戦で今春初の登板を予定している。
ただし、これは「ハイブリッドBゲーム」と呼ばれる形式で行われる。
(マイナーリーグのキャンプがまだ始まっていないため、通常のオープン戦とは異なる形になる。)
なお、同日のカクタスリーグ公式戦ではブレイク・スネルが先発予定。
「最初の数週間は、お互いを知ることが大事な期間だ」とプライアー投手コーチは語る。
「彼が重点的に取り組みたいことを把握しながら、徐々に調整を進めていく。」
引用元:mlb.com