MLB本国開幕戦 全試合の見どころ一覧

MLB ドジャース 大谷翔平

東京シリーズで2025年のMLBレギュラーシーズンが3月18日〜19日に開幕し、ワールドシリーズ王者のドジャースが東京ドームでカブスを2連勝で下した。だが、これはいわば“前夜祭”に過ぎなかった。

いよいよ本番──オープニングデーがやってくる。3月27日(木)には14試合が予定され、残る26チームが今季の開幕戦を迎える。すでに開幕済みのカブスとドジャースも再び試合を行う予定だ(レイズ対ロッキーズ戦のみは、タンパのジョージ・M・スタインブレーナー・フィールドの準備期間として1日遅れの28日開幕)。

さあ、野球ファンにとって最も待ち望まれる日のひとつに備えよう。以下に、残る15カード(うち14試合は3月27日)の開幕戦ガイドを紹介する。記載はすべて東部標準時(ET)での開始順。


目次

3月27日(木)

ブリュワーズ vs. ヤンキース(日本時間午前4時05分 開始)

先発投手マッチアップ:
フレディ・ペラルタ(MIL) vs. カルロス・ロドン(NYY)
2023年のア・リーグ サイ・ヤング賞投手ゲリット・コールがトミー・ジョン手術で今季絶望となったため、ヤンキースの開幕投手はロドンが務める。一方のブリュワーズは、ペラルタが2年連続の開幕投手に指名された。

注目の新戦力:
ヤンキースの新守護神は、なんと元ブリュワーズのデビン・ウィリアムズ。彼は6シーズンをミルウォーキーで過ごした後、昨年12月のトレードでニューヨークにやって来た。今オフのヤンキースはスター選手を多数補強しており、ウィリアムズの他に、外野手コディ・ベリンジャー、一塁手ポール・ゴールドシュミット、先発投手マックス・フリードも加わった。

注目ポイント:
ブリュワーズの主砲クリスチャン・イェリッチは、昨年8月に腰の手術を受けて以降戦列を離れていたが、今季開幕に間に合う見込み。昨年の開幕戦でも本塁打を放っており、シーズンを通してOPS .910(73試合)という好成績を残していた。

オリオールズ vs. ブルージェイズ(日本時間午前4時07分[米東部時間]開始)

先発投手マッチアップ:
ザック・エフリン(BAL) vs. ホセ・ベリオス(TOR)

エフリンは昨年の開幕戦でもブルージェイズと対戦しており、その時はレイズの一員だった。今回、エリアス・スポーツ・ビューローによると、「異なるチームで2年連続、同じ相手に開幕投手として先発する」という珍しい記録を達成する4人目の投手となる(1900年以降では以下の3人が達成):

  • サッド・サム・ジョーンズ(1921年レッドソックス、1922年ヤンキース/相手:ワシントン)
  • ウェス・フェレル(1937年レッドソックス、1938年ナショナルズ/相手:フィラデルフィア・アスレチックス)
  • マディソン・バムガーナー(2019年ジャイアンツ、2020年Dバックス/相手:サンディエゴ)

一方のベリオスは、開幕投手としては通算4度目の登板(ツインズで2回、ブルージェイズで2回目)。

注目の新戦力:
2024年にオリオールズで44本塁打を放ったアンソニー・サンタンデールがFAとなり、オフにブルージェイズと5年9,250万ドルで契約。奇しくも古巣との開幕戦でトロントデビューを迎える。

注目ポイント:
オリオールズがFAで獲得したカナダ出身の外野手タイラー・オニールは、過去5年連続で開幕戦本塁打を記録しており、これはア・リーグ/ナ・リーグ記録(エリアス調べ)。2025年も開幕戦で本塁打を放てば、6年連続という新記録となる。しかも今回は“地元”トロントでその偉業に挑む。


レッドソックス vs. レンジャーズ(日本時間午前5時05分[米東部時間]開始)

先発投手マッチアップ:
ギャレット・クロシェ(BOS) vs. ネイサン・イオバルディ(TEX)

クロシェは、昨年ホワイトソックスでプロ初の先発登板を開幕戦で果たし、今季は12月の大型トレードを経てレッドソックスでのデビュー登板となる。2024年は146イニングで209奪三振、防御率3.58を記録し、ブレイクの年となった。

イオバルディは、レンジャーズで2年連続の開幕投手を務める予定で、これはケビン・ミルウッドが2006年〜2009年にかけて4年連続で務めて以来、球団では初。

注目の新戦力:
クロシェに加え、今季からレッドソックスの一員となったアレックス・ブレグマンも開幕戦でデビュー予定。ブレグマンはアストロズで9年間プレーし、レンジャーズ戦は通算129試合出場・134安打と、対戦最多のチーム。3年1億2,000万ドルの契約で加入した。

注目ポイント:
レンジャーズは2020年のグローブ・ライフ・フィールド開場以来、開幕戦では3勝0敗と無敗を維持している。


フィリーズ vs. ナショナルズ(日本時間午前5時05分開始)

先発投手マッチアップ:
ザック・ウィーラー(PHI) vs. マッケンジー・ゴア(WSH)
ウィーラーは昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位に入り、フィリーズの開幕投手を2年連続で務める。対するゴアはMLB Pipelineで長年トップ100にランクインしていた有望株で、4年目のブレイクを狙う。

注目の新顔:
ナサニエル・ロウはレンジャーズから左腕リリーバーのロバート・ガルシアとのトレードで加入し、今季ナショナルズでデビューする。2022年には打率.302・OPS.850でア・リーグのシルバースラッガー賞を受賞し、翌年は一塁手としてゴールドグラブを獲得。若手外野手ジェームズ・ウッドやディラン・クルーズと共に打線の中心を担う。

豆知識:
両チームが開幕戦で対戦するのは2010年以来。そのときはロイ・ハラデイがナショナルズ戦で7回1失点の快投を見せ、フィリーズが11-1で勝利した。

ガーディアンズ vs. ロイヤルズ(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
タナー・ビビー(CLE) vs. コール・ラガンズ(KC)
シェーン・ビーバーが2024年にトミー・ジョン手術で離脱したことで、ビビーが先発の柱に昇格。今季が初の開幕投手に。ラガンズは昨季ツインズ戦で6回9奪三振と好投し、ポール・スプリトフやダニー・ダフィーらに続き、球団で4人目の左腕による連続開幕登板を達成。

注目の新顔:
ロイヤルズは昨夏にハンター・ハーベイとルーカス・エルセグをトレードで、さらに今オフにはカルロス・エステベスをFAで獲得。3人合わせて昨季167 1/3回で177奪三振を記録し、強化されたブルペンに期待がかかる。

豆知識:
ガーディアンズはこれで5年連続で開幕戦を敵地で迎える。2023年にはアスレチックスに8-0で快勝したが、それ以前の3試合は全敗。2000年以降、ロイヤルズとの開幕戦は2020年と2022年に1勝1敗。

メッツ vs. アストロズ(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
クレイ・ホルムズ(NYM) vs. フランバー・バルデス(HOU)
アストロズはバルデスが4年連続で開幕投手に。対するメッツは元リリーバーのホームズが2018年以来、通算5度目の先発でチームデビュー。

注目の新顔:
今オフにMLB史上最高額となる15年総額7億6,500万ドルで契約したフアン・ソトが、ついにメッツでのシーズンをスタート。スプリングトレーニングでも初打席で特大の逆方向ホームランを放ち、早くも存在感を見せている。

豆知識:
バルデスはロイ・オズワルト(2003年〜2010年)以来となる、アストロズで4年連続開幕投手を務める先発投手となる。


ジャイアンツ vs. レッズ(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
ローガン・ウェブ(SF) vs. ハンター・グリーン(CIN)
ウェブは2023年にヤンキース戦で12奪三振を記録し、球団の開幕戦最多奪三振記録を持つ右腕。今回で4年連続の開幕投手を務める。対するグリーンは昨年ブレイクを果たし、初のオールスター選出とサイ・ヤング賞投票でも票を獲得。今回が2度目の開幕登板となる。

注目の新顔:
ジャイアンツは今オフ、球団史上最高額の契約でショートのウィリー・アダメスを獲得。ミルウォーキー時代に何度も訪れたこのグレート・アメリカン・ボールパークで、新天地デビューを迎える。2024年は打率.251、32本塁打、112打点、21盗塁、OPS+118とオールラウンドな成績を残した。

豆知識:
ジャイアンツの「開幕戦レフトスタメン交代記録」が、今年で19年連続に突入。つまり、バリー・ボンズが最後に開幕戦でレフトを守った2007年以降、毎年異なる選手がレフトの開幕スタメンを務めており、2025年の開幕レフトも19人目となる予定。これはエリアス・スポーツ・ビューローによれば、1937〜1955年にかけて19年連続で開幕レフトが変わった当時のセントルイス・ブラウンズ(現オリオールズ)と並ぶ、MLBタイ記録。


ブレーブス vs. パドレス(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
クリス・セール(ATL) vs. マイケル・キング(SD)
昨年のナ・リーグ サイ・ヤング賞&投手三冠王に輝いたキングが、ワイルドカードシリーズ第1戦でブレーブスを12奪三振で封じ込めた勢いのまま開幕投手に抜擢。一方、セールは2019年以来6度目の開幕登板。両投手とも実力派だけに、投手戦になる可能性大。

注目の新顔:
2024年にパドレスで24本塁打、OPS+134を記録しオールスターにも選ばれたジュリクソン・プロファーが、この活躍を足がかりにブレーブスと3年4200万ドルで契約。スイッチヒッターの外野手として、今季のブレーブス打線におけるキープレーヤーとして期待されている。

豆知識:
ブレーブスは2年連続で「前回ポストシーズン敗退の地」で開幕を迎えることになる。昨年10月、彼らはこのペトコ・パークでパドレスにワイルドカードシリーズでスウィープされた。ちなみに2024年の開幕戦は、2023年NLDSで敗退した舞台・フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークだった。


エンゼルス vs. ホワイトソックス(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
菊池雄星(LAA) vs. ショーン・バーク(CWS)
オフシーズンにエンゼルスと3年6300万ドルで契約した菊池が、自身初となる開幕投手の大役を務める。一方のバークは昨季メジャーデビューを果たし、わずか4試合の登板経験しかない中で開幕投手に抜擢。これは1981年にドジャースのフェルナンド・バレンズエラが開幕投手を務めて以来の「メジャー20イニング未満での開幕登板」となる。

注目の新顔:
菊池に加えて、ホルヘ・ソレアも今季からエンゼルスに加わった。オフにアトランタから獲得されたソレアは、通算191本塁打、スラッグ率.464を誇るパワーヒッター。昨季、長打力不足に悩まされたエンゼルス打線に、長距離砲としての期待がかかる。

豆知識:
両チームとも、主力選手の健康がカギ。エンゼルスはマイク・トラウト(昨季29試合出場)、ホワイトソックスはルイス・ロバートJr.(同100試合出場)のフル出場を願っている。


パイレーツ vs. マーリンズ(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
ポール・スキーンズ(PIT) vs. サンディ・アルカンタラ(MIA)
昨季、圧倒的な成績でナ・リーグ新人王に輝いたスキーンズが、自身初の開幕投手としてマウンドに立つ。対するアルカンタラは、2022年にサイ・ヤング賞を受賞し、トミー・ジョン手術による2024年の全休を経て、これがマーリンズで5度目の開幕投手となる。

注目の新顔:
トミー・ファムがパイレーツの一員として今季を迎えることで、彼はMLB史上10球団目の所属となる。昨季はホワイトソックス、カージナルス、ロイヤルズと渡り歩き、116試合でOPS.673を記録。

豆知識:
スキーンズは、前年の新人王として開幕戦のマウンドに立ち、サイ・ヤング賞経験者と対戦する史上2人目の投手となる。最初の例は1971年、1970年の新人王カル・モートンが、トム・シーバーと開幕戦で対戦したケース。


ツインズ vs. カージナルス(日本時間午前5時15分開始)

先発投手マッチアップ:
パブロ・ロペス(MIN) vs. ソニー・グレイ(STL)
かつてツインズでチームメイトだった両右腕が、開幕戦で激突。2023年にはともにア・リーグのサイ・ヤング賞投票で票を獲得(グレイは2位、ロペスは7位)したが、昨季はその勢いを完全には継続できなかった。グレイはカージナルス2年目でチーム初の開幕投手(通算4回目)、ロペスはツインズで3度目の開幕投手となる。

注目の新顔:
ウィルソン・コントレラスはカージナルスではおなじみの顔だが、今季はキャッチャーではなく、キャリア初めて一塁手としてレギュラー起用される見込み。メジャーデビューの2016年以降、コントレラスは主に捕手として活躍してきたが、一塁守備は過去にわずか11試合(うち最後は2019年)だけ。

豆知識:
ツインズが屋外球場のターゲット・フィールドを本拠地として使用するようになった2010年以降、開幕戦を敵地で迎えるのは今季で16シーズン中12回目。最初の7回は全敗だったが、その後の4試合では3勝1敗と巻き返している。


タイガース vs. ドジャース(日本時間午前8時10分開始)

先発投手マッチアップ:
タリク・スクーバル(DET) vs. ブレイク・スネル(LAD)
開幕戦からまさに夢のカードが実現。昨年ア・リーグのピッチング三冠とサイ・ヤング賞を受賞したスクーバルが、連覇を狙う王者ドジャースと敵地で対決。ドジャースは大谷翔平をはじめとした強力打線で、スクーバルの真価が早速試される。対するスネルはドジャースでのデビュー登板。ドジャースは先週の東京シリーズでカブスを2連勝で下しており、開幕から勢い十分。ちなみにその2試合は、ムーキー・ベッツ(体調不良)とフレディ・フリーマン(肋骨の不調)を欠いた中での勝利だった。

注目の新顔:
グレイバー・トーレスは、昨季の最終戦で対戦した相手と今季の初戦でも再び顔を合わせることに。元トッププロスペクトで2度のオールスター出場経験を持つトーレスは、ヤンキースでの7年間を経て今季からタイガースの内野に加わった。高い期待には完全には応えられなかったものの、昨季終盤とポストシーズンでは打撃好調を維持。ヤンキースはワールドシリーズでドジャースに敗れており、トーレスにとっては雪辱のチャンスでもある。

豆知識:
ドジャースは過去、ワールドシリーズ制覇後の本拠地初戦で5勝2敗と好成績を残している。エリアス・スポーツ・ビューローによれば、MLBにおいて「前年度王者」が迎えるホーム開幕戦の通算成績は79勝40敗(勝率.664)と非常に高い。


カブス vs. ダイヤモンドバックス(日本時間午前11時10分開始)

先発投手マッチアップ:
ジャスティン・スティール(CHC) vs. ザック・ギャレン(AZ)
アリゾナは熟考の末、今季もギャレンを開幕投手に指名。これで3年連続の開幕登板となり、今オフに加入したコービン・バーンズの3年連続記録(2022~2024年)に終止符を打った。一方、スティールはすでに東京シリーズ第2戦で今季初登板済み。この試合では4回を投げて5失点と苦戦しており、今回はリベンジの場となる。

注目の新顔:
バーンズのDバックスでのデビューは来週のヤンキース戦までお預けだが、カブスに加入したカイル・タッカーはこの試合で全米ファンの前でお披露目される予定。タッカーはアストロズ時代の2021年以降、MLB屈指の生産性を誇るスラッガー。昨季は怪我により78試合の出場にとどまったが、それでも23本塁打、OPS+は驚異の181を記録。健康ならば打線の中心となることは間違いない。

豆知識:
ケテル・マルテはこの試合で通算8度目の開幕戦スタメン出場。これはDバックスの球団記録であるルイス・ゴンザレスの記録(1999年〜2006年の8年連続)に並ぶこととなる。


アスレチックス vs. マリナーズ(日本時間午前11時10分開始)

先発投手マッチアップ:
ルイス・セベリーノ(OAK) vs. ローガン・ギルバート(SEA)
2024年にMLB最多の投球回(208回2/3)とWHIP(0.89)を記録したギルバートが、キャリア初の開幕投手としてマリナーズのシーズンをスタートさせる。一方、セベリーノは2024年にメッツで31試合に登板し、防御率3.91を記録。今回は2018年のヤンキース時代以来、2度目の開幕投手を務める。

注目の新顔:
セベリーノは球団史上最高額となる6700万ドルの契約でアスレチックスに加入。今オフにレイズからトレードで獲得した左腕ジェフリー・スプリングスとともに、若い先発陣の中心として期待されている。打線ではブレント・ルーカーやローレンス・バトラーの活躍とともに、2025年の躍進を狙う。

豆知識:
マリナーズは球団史上、開幕戦で29勝19敗(勝率.604)という好成績を残しており、これはMLB全体で2番目、アメリカン・リーグでは最も高い勝率となっている。


3月28日(金)

ロッキーズ vs. レイズ(日本時間午前5時10分開始)

先発投手マッチアップ:
カイル・フリーランド(COL) vs. ライアン・ペピオ(TB)
フリーランドは、球団史上初となる4度目の開幕投手を務めるロッキーズ投手となる。一方レイズは、左腕エースのシェーン・マクラナハンが3月22日の登板中に左腕を負傷したため、代役としてペピオが開幕投手に指名された。27歳のペピオは昨季、メジャーで初のフルシーズンを送り、防御率3.60、130イニングで142奪三振を記録。

注目の新顔:
ここ2年、捕手陣からの打撃貢献が乏しかったレイズは、この冬にダニー・ジャンセンをFAで獲得。2024年は低調だったが、2022~23年のブルージェイズ在籍時にはOPS.817、2年連続15本塁打以上を記録するなど、長打力のある捕手として期待される。ちなみにレイズの捕手陣は過去3年間でOPS.611にとどまり、全30球団中4番目に低い成績だった。

豆知識:
「新顔」だけでなく、「新球場」にも注目。今回の試合は、タンパにあるヤンキースのスプリングトレーニング施設「ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド」で開催される、レイズの2025年レギュラーシーズン初戦。昨年10月9日にハリケーン「ミルトン」によって本拠地トロピカーナ・フィールドが深刻な損傷を受けたため、レイズは今季1年間この球場を暫定ホームとする。

引用元:mlb.com

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