アーリントン — カル・ローリーが再び本塁打を放ち、ブライアン・ウーが6回1/3をわずか1安打無失点に抑える快投を見せ、マリナーズは現地金曜夜、グローブ・ライフ・フィールドでレンジャーズを13対1で圧倒しました。
シアトルは4月9日以降の直近19試合で15勝4敗と、メジャー全体で最高の成績を誇っています。
ローリーは試合の先制点を生み出し、4回表の先頭打者としてレンジャーズ先発ジャック・ライターから右中間へ432フィートの特大ソロ本塁打を放ちました。さらにその1イニング後、ローリーは再びライターから満塁ホームランを放ち、マリナーズはこの回一挙7点を奪いました。
ローリーはこれで今季メジャー単独トップとなる12本塁打に到達しました。今季レンジャーズ戦ではすでに4試合で5本のホームランを放っており、対戦相性の良さが際立ちます。また、これでローリーのマルチ本塁打試合は2022年以降で12度目。これはア・リーグでヤンキースのアーロン・ジャッジ(24回)、アストロズのヨルダン・アルバレス(14回)に次ぐ3位の記録です。
さらにこの日は、ライラン・トーマスにとっても記念すべき一夜となりました。トーマスはメジャーデビュー戦で5回に左翼線へのポテン二塁打を放ち、プロ初安打を記録。その後、犠牲フライでメジャー初打点もマークし、鮮烈なデビューを飾りました。
エンゼルス戦での7回に6点を奪った攻撃に続き、この日の5回に7点を挙げたことで、マリナーズは2019年4月7〜8日(対ホワイトソックス、対ロイヤルズ)以来、2試合連続で1イニング6得点以上を記録しました。
勢いは止まらず、6回にはフリオ・ロドリゲスの2ラン本塁打で10対0と大きくリードを広げました。
打線の大量援護を受けた先発ブライアン・ウーは、初回から14人連続で打ち取り、5回二死でジョナ・ハイムに初安打を許すまで完璧な投球を披露。その後はジョシュ・ヤングを三振に仕留めてピンチを脱し、7回途中まで登板しました。ウーは今季6先発すべてで6回以上を投げており、安定感が光っています。
引用元:mlb.com