佐々木朗希獲得は3球団に絞られているが本命は2球団か!?

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佐々木朗希の争奪戦は、いよいよ大詰めを迎えている。

ESPNの報道によると、日本の若き逸材は移籍先の候補をドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞り、近日中に決断を下す見込みだ。選ばれた球団のローテーションには、即戦力の才能あふれる右腕が加わることになる。

「彼がポスティングされた瞬間から、ほぼ全員がドジャースかパドレスに行くと予想していた」と、あるナショナル・リーグの幹部は語る。「ブルージェイズも交渉に加わっているのは確かだが、彼が南カリフォルニアのチーム以外を選ぶのは驚きだろう。」


関係者によると、ドジャースとパドレスは佐々木に提示できる契約金を増やすため、国際ボーナスプール資金を獲得しようと他球団とトレード交渉を進めているという。

「国際マネーを求めている球団は複数ある。それは予想通りの球団もあれば、意外な球団もある。(ドジャースとパドレスは)確かに動いているが、彼らだけではない。他のチームもチャンスを見出している」と、ある球団幹部は語った。

千葉ロッテマリーンズから12月9日にポスティングされた佐々木には、45日間の交渉期間が与えられており、契約締結の期限は来週木曜日までとなっている。

23歳の右腕はメジャー移籍後すぐにローテーションの1~2番手を務めると予想されている。しかし、国際アマチュアFAの規定により、その契約は非常にコストパフォーマンスの高いものとなる見込みだ。


「もし契約総額が3億ドルだったとしても、彼は素晴らしい補強になるだろう」と、ある球団幹部は語った。「しかし、実際の契約額を考えると、大谷翔平以来の最高のFA補強になるだろう。」

佐々木獲得を争う3球団の長所と短所

2018年に23歳でメジャーに挑戦した大谷翔平も、佐々木と似た状況にあった。エンゼルスと契約した際の契約金は231万5000ドルだった。25歳未満かつ外国の主要リーグで6年以上のプレー経験がない選手は、MLBの国際アマチュア契約規則の対象となり、契約金の上限が設定される。そのため、昨オフにドジャースと12年3億2500万ドルの契約を結んだ山本由伸とは異なり、佐々木の契約額は500万~600万ドル程度に収まる見込みだ。

国際契約期間が開始:主な契約情報をチェック

佐々木がマイナーで1日もプレーしないと仮定すると、2030年シーズン終了まで球団のコントロール下に置かれ、年俸調停資格を得るのは2027年オフとなる。

月曜日には、佐々木が複数の球団を候補から除外したとの情報が広まり始めた。関係者によると、ヤンキース、メッツ、カブス、ダイヤモンドバックス、レンジャーズなどが争奪戦から外れたことを知らされたという。また、ジャイアンツのゼネラルマネージャー、ザック・ミナシアンは月曜日に「サンフランシスコも獲得レースから除外された」と明言した。

その結果、最終候補として残ったのは ドジャース、パドレス、ブルージェイズ の3球団。千葉ロッテマリーンズで通算 防御率2.02、奪三振524、投球回414回2/3 を記録した佐々木は、どの球団と契約するのか? その答えは、間もなく明らかになる。

マーク・ファインサンド:MLB.comリポーター
引用元:mlb.com

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